今回は、多様化を増す時代劇/コメディ映画を紹介します。しみじみ、ほのぼのするような優しい話しに、笑えるシュールコメディ、完全に僕の独断と偏見で選んでおりますので、ご容赦下さい。
『殿、利息でござる!』
キャストとタイトルからは想像もつかないような作品
廃村寸前の宿場町を救うため、『3億用意して利息で村を潤そう』と言う壮大な計画のために立ち上がった10人の村人達の物語。人々のプライドというかメンツというか、美学にあふれた時代が舞台の実話ベースの感動大作。
コメディっぽいタイトル、阿部サダヲが出ておりジャンルもコメディとして扱われているが、シリアスで、緊張感のある作品。
※フィギュアスケートの羽生結弦が出演し、堂々とした演技を見せている。
『のぼうの城』
周囲を湖に囲まれ浮城とも呼ばれる忍城の、領主成田氏の兵500人VS石田三成軍2万人の城での攻防戦のお話
よくあるコメディ系の邦画、ノリで始まるけど戦がメインなのでシリアスもしっかりあり、時代劇っぽくない時代劇
登場人物の関係性がバランス良く描かれており、主人公の人柄も好感持てて、『能楽師』だけに、歌やセリフの声がべらぼうに良い声で、腹抱えて笑えるし、熱いし、泣けるし、視聴後は爽やかで良い映画。
自分の価値と魅力を正しく理解していて利用できるで「のぼう」に注目
『超高速!参勤交代』
通常8日かかる道のりを5日で参勤せよとの命が幕府から下る。
佐々木蔵之介演じる藩主内藤政醇を始め、藩士たちは智恵と力を出し合い、この無理難題を乗り越えていく物語。
テンポ良い爆笑コメディ時代劇かと思いきや、予想だにしない方向に話が展開し、終盤漂う謎のアベンジャーズ感に爆笑。粒揃いな役者陣の安定感、コメディあり、アクションありで、最後は痛快に終わる、これぞ娯楽作品という良作映画。
『銀魂』
「銀さんの目が死んでないからやだ」って批判してるキショイオタクがいたが、実写の成功例と言って間違いないだろう。
漫画の銀魂らしさが出てたしアクションもかっこよかった!ギャグもグッド。主題歌のUVERworldで若干贔屓してますが、それ抜きしても良かった。
この作品から見るに、ギャグと時代劇は実写化が可能、ファンタジーでシリアスな作品は、全てに完成度が無いと白けてしまうのでハードルが高いという事なんだろう。
『信長協奏曲』
『平成の高校生がタイムスリップして織田信長と入れ替わる』設定勝ちな作品
実写版が割と原作クラッシャーで、特においっちゃん(市)が、跡形もなく別人なので、原作を読んでみる事をオススメする
実写用に作ったにしては上手くまとまってるし、ファンからの評価は高い。タイムスリップ物でありながら、織田信長の史実の小ネタを巧く挟み込んでいて、史実と虚実のバランスが絶妙
ドラマから話は繋がっているが、映画単体でも楽しめると思う。
『忍びの国』
大野智主演でロングロングラン上映を達成した忍者映画
忍者と織田軍が戦った史実が元の“天正伊賀の乱”を題材に、常勝を誇った織田氏が、伊賀の忍者衆に苦戦を強いられたという実話を娯楽色たっぷりに味付けした、戦国エンターテインメント作品
伊賀内で忍者の徒党同士が内紛を続けている、という描写は今迄の時代劇では余り描かれていなかったので新鮮。
コメディ感もありテンポが良く、アクション一つ軽快。老若男女楽しめる間口と懐の深さ、全ての人物が輝き感情移入出来る、観た人に余韻を残し考えさせる傑作
『駆込み女と駆出し男』
江戸時代、昔は離婚が難しかった。離縁を求め、女性は幕府公認の縁切寺「東慶寺」に駆け込む。その聞き取り調査を行う御用宿での居候の男と悲しい事情を抱えた女性達の再出発を描いた物語。
大泉洋さんハマり役!とにかくセリフの量がもの凄く多くて江戸時代に使われていたであろう今では聴き慣れない言葉も頻繁にでてくる。
シリアスでもあり笑いもあり、サスペンスでもあり、何回も観たくなる映画
『猫忍』
ノリが現代劇なので、実写作品や時代劇に興味が無くても楽しめます。猫好きでしたら尚更。もともとは30分ドラマのシリーズなのですが、こちらも非常に面白いのでおすすめ
『猫侍』と同じく、主人公がイケメン、無口、金欠、猫と同居、エンディングがオール猫で、『猫侍』と被りまくりと思ったら監督プロデューサー脚本同じ人だった…
『憑神』
幕末に貧乏神、厄病神そして死神に取り憑かれた、お人好しな貧乏侍のコメディ。夫木聡演じる幕末の貧乏侍が周囲を大いに巻き込む大騒動を描いた喜劇。
コメディのようでありながら、しっかりと最後にはかなりグッと来るこの喜劇としてとっても素敵な物語の流れ。
『花戦さ』
豊臣秀吉に刃ではなく花で戦いを挑んだ花僧
天下人・豊臣秀吉の圧政をいさめるため、花で“戦さ”を挑んだ華道家元・池坊の初代池坊専好の姿を、野村萬斎主演で描いた映画
戦乱に奪われていく命。時の権力者によって虐げられる命。その不条理や無常を花で癒し、花で訴える。思いを花に込めて、いろんな事を伝えようとする昔の人々の、感情の奥深さがつまった作品。
『清州会議』
日本の歴史のターニングポイントとなった静かな事件
織田信長亡き後、跡取りを決める会議での、日本の歴史のターニングポイントとなった静かな事件「清州会議」が題材
豊臣と柴田の対立を中心とした人々の戦いを描いているが、著者が三谷幸喜だけあって笑える。歴史好きである三谷幸喜のふんだんに溢れる歴史トリビアが満載
『るろうに剣心』
多くの人の生命を奪った心の痛みから、綺麗事と罵られつつ、二度と誰も殺さぬ誓いを立て、剣の腕を振るいながらも誰一人殺すことなく市井の人を守り続ける主人公の物語。
漫画原作の実写化では近年最も成功した作品の一つじゃなかろうか、ずっと時代劇を作り続けて来た文化が土台にあってこそな気がする。
僕はるろ剣が大好きなので、実写化の話が出た時は正直なんとも言えない気持ちになりましたが、佐藤健くんがこの世にいた事に日々感謝しながら生きております。
『武士の一分』
視力を失った武士の物語で、何とも言えないストーリー、キムタクが『かっこつけ』を捨てて『盲目』の只の人を上手く演じてる
今の世でいう中堅サラーリマンの位置の武士に光を当てた物語で、夫婦の事、中間の事、盲目という事の大変さなどが押し付けられる様な感じではなく、自然に描かれていて、本当に良い作品。
『十三人の刺客』
『最後の忠臣蔵』
忠臣蔵から16年後−。討ち入りで名誉の死を果たせなかった、2人の赤穂浪士のその後を描いた作品、武士ものであって、恋物ものだった。
ほぼ全面役所広司の為の映画。死ぬ事よりも辛い生きる忠義、武士道の美学にやられる。そんな死ぬことを許されなかった二人の男の使命の物語
『必死剣鳥刺し』
主人公を待つ過酷な運命、凄絶な殺陣、斬首を免れた真意などが徐々に明らかになっていく展開も面白く、クライマックスの殺陣はかなり凄惨で見応え十分
『七人の侍』
世界で初めて『マルチカム方式』という、複数のカメラで同時に撮影する方法で撮影された、目まぐるしいほど圧巻な合戦シーン、今でも様々な作品が、この映画の遺伝子を受け継いでいる。色褪せることのない不朽の名作。
『雨あがる』
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