【2024年】歴史に残るつまらないクソ漫画10選!「これほど面白くない漫画を見たことがない!」作品を紹介【全部ジャンプ?】

読んで面白くなかった漫画というのも結構あります。漫画ファンならどんな漫画でもある程度作品に対して敬意があると思いますが、このページでは「これほどつまらない漫画を見たことがない!」と衝撃が走った漫画史に残るクソ漫画7作品紹介していきます。

是非漫画探しの参考にしてみて下さい?

 

 

 

史上最高に面白くない漫画『私立ポセイドン学園高等部』

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  • 作者/大江慎一郎
  • 掲載誌/週刊少年ジャンプ
  • 巻数/全2巻
あらすじ▼

受験さえすれば誰でも受かる希代のバカ高、ポセ学にはとびっきりの異端児が集まってくる。勘違い野郎「プレイボーイ水野」や究極のツンデレ「最強の女子サオリ」など、校内はどこもかしこもキワモノぞろい!

史上最高に面白くない漫画として名高い「私立ポセイドン学園高等部」

素人の落書きレベルの画力、学園という設定なのにまるで統一感のない世界観、くだらない上に下劣すぎるギャグに敬意のないパロディ

面白くない以前に意味の分からないストーリー…全部揃って全部ひどい

(出典:私立ポセイドン学園高等部)

ポセ学でもジャンプで連載され、単行本まで発行できる夢を与えた事は賞賛に値する。文字通り次元が違う…そして驚愕すべき事に、この漫画は2巻が発売されているのだ。編集部が正気を失っていたとしか思えない。

読むと脳みそが壊死し、心は破壊され残るは広大な虚無感だけが残る恐ろしい作品

 

 

ポセ学と並ぶ伝説『わっしょい!わじマニア』

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  • 作者/わじまさとし
  • 掲載誌/週刊少年ジャンプ
  • 巻数/全1巻
あらすじ▼
魔法のランプをこすると現れる魔神…さて、何回ランプをこすれば魔神は出てくるでしょう?たしか3回こすれば…「8回、8回。回数はランプによって違うから…ウチは8回」そう言っているのは、サーフィンをエンジョイ中のランプの魔神ジョニー…って魔神もう出ちゃってる!波乗ってる!! 

『私立ポセイドン学園高等部』と双璧をなすジャンプの伝説的な漫画

(出典:わっしょい!わじマニア)

落書きにしか見えない画力、「毒の抜けたギャグマンガ日和」とでも形容したくなるような、一発屋芸人のネタを永遠見せられてるような気分になり悲しくなる。漫画のタイトルに作者の名前を入れている部分も含めて、生理的に受け付けない作品。

連載当初こそ酷い出来だったが終わり頃には割と読める〔超絶つまらないが〕クソ漫画に変わりないが。ポセ学と並ぶUTSUWAではない。

 

伝説的な路線変更をした迷作『タカヤ -閃武学園激闘伝-』

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  • 作者/坂本裕次郎
  • 掲載誌/週刊少年ジャンプ
  • 巻数/全5巻
あらすじ▼

高校受験失敗と父親の失業。火叢タカヤの苦境を「閃武学園入学」という条件付きで助けてくれたのは、隣に住む幼なじみの白川渚たちだった。しかし力がすべての学園にはまだ仮入学の状態。正式入学には試験を突破しなければならなかった。

人気があった学園バトル漫画から、突如異世界転移ファンタジーになって10週で打ち切られたジャンプの迷作

(出典:タカヤ -閃武学園激闘伝-)

最初は学園のバトルものであったが、なぜか途中から異世界・正統派ファンタジーという無理矢理すぎる世紀の路線変更をおこない困惑させた前代未聞の漫画。

この作品はカイジや、デスノート以上に読んでいて頭を使う。 何故いきなり主人公がおとぎの国に来たのか?、何故ヒロインが王女?、モサドラゴン…?、段々脇道に逸れて行き超展開の連続はある意味読者の記憶に痛烈に残り「はぁ?」な展開と予想通りの打ち切りENDを迎えた。 

しかしこの作品レベルは打ち切りの中ではそこまで酷くもない。 

 

 

ボーボボで才能を使い果たした末路『チャゲチャ』

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  • 作者/澤井啓夫
  • 掲載誌/週刊少年ジャンプ
  • 巻数/全1巻
あらすじ▼

国各地の不良高校生が集結する、暮東京(グレとうきょう)へ2年ぶりに戻ってきた激熱高校3年のチャゲチャ。自動販売機を住処とする彼は、ヤン必殺技「人間自動二輪」を引っさげ、地に落ちた激熱高校の名を再び上げようと邁進する!

ジャンプ2で、2008年度42号から49号まで連載し、前人未到の8週打ち切りを食らった『ボボボーボ・ボーボボ』作者、澤井啓夫氏の作品。

(出典:チャゲチャ)

体に悪そうなギャグがみっしりと詰め込まれており、全1巻で収録は8話、数あるジャンプ漫画の中でも最短を誇る伝説のハジケ漫画

 

ワンピースのパクリと言われ『ツギハギ漂流作家』 

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  • 作者/西公平
  • 掲載誌/週刊少年ジャンプ
  • 巻数/全3巻
あらすじ▼

未開での冒険を活写した「漂流録」を世に送り出す者達――漂流作家。漂流録は全出版物の95%を占めており、人気作家は引く手あまたの存在である。そんな中、国一番のボロ出版社・ソガノ出版に、漂流作家の神様「フジワラ・ノ・フヒト」の弟子を名乗る、吉備真備が現れ…!?

未開の地を調査して執筆、世に知らしめる人達のお話

この漫画はワンピースやハンターのパクリと言われて糞漫画の扱いだった作品。

「何が嫌いかより、何が好きかで自分を語れよ!」はワンピースのルフィのセリフではなく「ツギハギ漂流作家」が本家。ルフィのコラ画像として広まったせいで、いつの間にかワンピースのセリフだとみんな勘違いしてるが 「ツギハギ漂流作家」が本家なのが可哀想。

  • 左の画像が元のツギハギ漂流作家という漫画の一コマ
  • 右がコラ画の一コマ 主人公がルフィに似すぎたから無理もない。
(出典:ツギハギ漂流作家)

 

 

ネタにもされない真の糞『大泥棒ポルタ』

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  • 作者/北嶋一喜
  • 掲載誌/週刊少年ジャンプ
  • 巻数/全2巻
あらすじ▼

圧政の陰で数多のドロボウが暗躍する時代。世界でも屈指の大泥棒・ポルタは、相棒のカスケとともにお宝を次々と盗んでいく。ポルタの本当の目的は、自身が失った記憶を蘇らせる可能性を秘めた「楽園のカケラ」を探すことだった。

超甘党だが性格は厳しめの激辛チビ大泥棒ポルタと、性格が甘ちゃんのデカい凄腕情報屋にしてポルタの相棒カスケが織り成す大泥棒物語

(出典:大泥棒ポルタ)

「ポセ学」のように吐き気がするほどの不快感はなく、ネタにすらならない、ただ単純につまらないだけの漫画です。作画は安定せず、幼稚なトリックの数々、力技で解決していく怪盗もの、なのに口癖は「スマートにいこうぜ」である。なにがスマートなのか…

 

打ち切りテコンドー漫画『キックスメガミックス』

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  • 作者/吉川雅之
  • 掲載誌/週刊少年ジャンプ
  • 巻数/全2巻完結
あらすじ

転校早々、同じ顔をした幽霊・千葉俊介に取り憑かれた阿加木太一。眠ると体を乗っ取られ、ヤリたい放題、散々な目に…。千葉を成仏させるため、かつて千葉が伝説を築いたテコンドー部に入部することに。

阿加木の強烈なキックが、格闘技界に旋風を起こすテコンドー漫画

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(出典:キックスメガミックス)

2003年ヒカルの碁の後現れた背後霊物の一つ、ジャンプでも定期的に出てくる道半ばで死んだクソ強い霊と出会って代わりに活躍するってパターンの珍しいテコンドージャンルです。ちなみにこの漫画も壮絶に打ち切りになるテコンドー漫画でもあり、第一話からオーラが違う。

格闘漫画の中ではワースト級、画は上手いがストーリーとコマ割りが酷い、独特の台詞回し、トンデモ展開、全部好き。でもオススメはしません

ジャンプで定期的に出てくる「背後霊」ジャンル

 

【2023年】おすすめのテコンドーを題材にした漫画3選+小説1つ - nounashi.manga

 

人類には30年速かったサッカー漫画『コスモスストライカー』

  • 作者/田中誠一
  • 作画/戸舘新吾
  • 掲載誌/週刊少年ジャンプ
  • 巻数/全2巻
あらすじ

地球上の人口の半分がサッカーに熱狂している時代、サッカーによる世界征服を企む悪の組織・サードエンバイアの野望を防ぐために、逸刀志狼率いる「真蹴球戦士(リアルマニズム)」が立ち上がる。

サッカーで世界征服しようとする集団と戦う頭のおかしいサッカー漫画

(出典:コスモスストライカー)

舞台である1992年の時点でサッカーファンが25億人を突破してて、サッカーが嫌いな人は地球人扱いすらされてないという最初から打ち切りが決まっていたかのようなテンションとスピード感と舞台設定に驚愕

漫画マニアなら誰でも知ってる名書、クソ漫画ではないが知ってほしかったので捻じ込みました(ごめんなさい)

 

クソ漫画要素全ブッパ『メタリカメタルカ』

  • 作者/水野輝昭
  • 掲載誌/週刊少年ジャンプ
  • 巻数/全3巻
あらすじ

あらゆる金属を自在に変形させられるメタリカ族のルカは、金属を採掘しながら旅を続けていた。ルカの目標は、不思議な特性を持つ「レアメタル」を探し求める鋼探索士(ミネア)になること。道中、ひょんなことから立ち寄った村のピンチの解決に乗り出すことに!

レアメタルが生活の中心になっている世界が舞台、金属を自在に変形できるメタリカ族のルカは、父との誓いを果たすため鋼探索士を目指す物語。

(出典:メタリカメタルカ)

かなり王道なストーリー設定でだったが、初期のドラゴンボールとハンター×ハンターを混ぜたような内容で、有名作をパクりにパクっている感が否めず、読めば読むほどつまらない、圧倒的な速度で打ち切りになった

 

NARUTO作者の次回作も大コケ『サムライ8 八丸伝』

  • 作者/岸本斉史
  • 作画/大久保彰
  • 掲載誌/週刊少年ジャンプ
  • 巻数/全5巻
あらすじ

侍になること――。生まれつき体が弱い少年・八丸にとって、それは叶わぬ夢のはずだった。しかし、鬱屈した日々を過ごす彼の前に、猫の姿をした謎の男が現れ、運命が一変する…!?

「サムライ8」の作者は、あの名作ナルトの作者岸本斉史

期待された新連載も結果は大コケ「忖度王」「落武者8」「生き恥」と様々な蔑称が付けられて岸本への忖度だけで延命していたクソ漫画

主人公はゴミクズで、師匠キャラは何の役にも立たず、敵キャラの魅力は薄く、作品の倫理観は無いも同然であり、設定を詰め込みすぎて意味不明などと評判は散々に悪かったが、本当にそうで、眠れない夜に読むと気付けば朝!睡眠導入剤としては一級品。

めちゃくちゃ優秀だった担当編集が口出しまくって大成功したナルト。 忖度して編集が何も言わなかった結果打ち切られたサムライ8

 

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。歴史に名を残すようなクソ漫画を僕の寸評を添えて紹介してみました。

2005〜2006年にかけてジャンプは大泥棒ポルタ、ツギハギ漂流作家、タカヤ、斬と言う歴史に名を残すクソ漫画を量産する。驚くべき事にこの四大クソ漫画、連載時期がほぼ同じなのである。

まさに奇跡の世代。故に打ち切りクソ漫画四天王と呼ばれている。

7つの作品を紹介しましたがクソ漫画は 『私立ポセイドン学園高等部』を読めば分かると思いますので、興味があれば読んでみて下さい。