【完全版】おすすめ殺し屋/ヤクザ漫画35選!ギャング抗争・マフィアなどのアウトロー作品をまとめてご紹介

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様々な「殺し屋」や「ギャング抗争」に「マフィア」ものなど様々なアウトローが活躍する漫画を選んでみました。

 

現実に限りなく近づけた世界観で、あれこれ問題を解決したり、理不尽に命を落としたりしていく様を見るのは意外と得るものが多かったりもします。 

では実際に、殺し屋/ヤクザ漫画どの作品を僕の感想とあらすじを添えて紹介していきたいと思います。

 

 

『ギャングキング』

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あらすじ☑


子どものころ、「勝針」という凄腕の彫り師に、命を助けてもらったジミーこと大西勝也。

 

その出来事をきっかけに、和彫りに魅せられた彼は、自らの手で自分の身体に和彫りを入れ、将来は「勝針」の元で修業し、世界一の彫り師になることを目指すようになる。

 

薔薇十字学園高校・工業科1年のジミーの周りには、彼を慕う仲間が多く集い、漢同士の闘いを繰り広げながら、熱い毎日を送っていく! 


主人公が女風呂覗いて、不意に落下。助けてくれたおじさんの背中に仁王像の掘りがあり、以後、“和彫りのジミー”こと大西勝也が“世界一の彫り師”を目指す物語。

 

タイトル的に「これはヤンキーの頂点獲る!とかそういう話だな」と思いきや、主人公「ギャングのキングより世界一の彫り師になりてぇ〜」って斜め上

彫り師を目指してる主人公とその周りの話なのですが、他校との抗争あり、チーム同士の抗争あり、土木作業員との抗争あり…不良漫画

 

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(出典:『ギャングキング』)
POINT
  • 既刊34巻(2019年11月現在)
  • タトゥーとか喧嘩とか仲間とか
  • 彫り師ジミーが回りから愛されまくって困る不良漫画

 

『NYANKEES』

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あらすじ☑


不良達の世界は厳しい。

テリトリーを守るためなら喧嘩も辞さない。

この世界は誰を頼れるわけでもない厳しいものなのだ!!

 

なぜなら、彼らは野良猫…、これは町の猫たちを不良として描いた物語である!!!!!!

 

町の猫たちを不良として人間に置き換えた猫を擬人化させた物語

 

猫をヤンキーに擬人化した漫画という、斜め上に斬新な漫画

ストーリー的にはヤンキーたちの縄張り争いだったり新たな抗争、みたいな展開だけど、擬人化したニャンコが元の人間の特徴を捉えててソックリで笑える。

猫(ヤンキー)なので喧嘩が多く、いかついキャラが多いけど猫絵になると可愛い。

 

キャラクターはかっこいいし元の姿(猫)もいちいち可愛すぎる 

リアルタッチだから喧嘩シーンも迫力があるし、ネタも面白い。

ヤンキー漫画でありつつ、きちんと猫マンガになっている所が一度で二度美味しい

 

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(出典:『NYANKEES』)
POINT
  • 既刊6巻(2019年9月現在)
  • NYANKEES(ニャンキーズ)ヤンキーを猫で表した漫画

 

『ギフト±』

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あらすじ☑


鈴原環は女子高生にして狩りのプロ。その標的は、人…!

更正を期待出来ない犯罪者と、その肉体を必要とする患者。

需要と供給が一致した時、少女の“仕事”が始まる!

 

女子高生の殺し屋が「生きる価値無し」と判断した人間のクズを《鯨》に例えて捕らえ解体し、新鮮な臓器を取り出すような漫画

 

自らの価値観を基準に殺人と解体を実行する主人公

物語が進むにつれて、登場人物の過去が徐々に明らかになっていき、物語自体も疾走感が増していくのでどんどん読める。

 

造られた命にも尊厳はあり、すべての命に尊厳がある事。

その尊さを自らの傲慢で犯すものには、命で償う。

なにが正義なのか必要悪なのか、かなり入り組んだストーリー展開で先が気になる作品

 

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(出典:『ギフト±』)
POINT
  • 既刊17巻(2019年10月9日現在)
  • 生命の維持、命の平等さ、大切さを教えてくれる作品
  • 絵が綺麗でリアルなので余計にグロく感じる

 

『ザ・ワールド・イズ・マイン』

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あらすじ☑


本能のままに暴力を振るい続ける、狂気じみた謎の男 モン。

そのモンに憧れ、破壊行動に協力する爆弾魔 トシ。

旅を続けながら二人は爆破テロを繰り返す。

 

時を同じくして、巨大な熊のような謎の怪獣「ヒグマドン」が突如日本に出現、圧倒的な力で人々を殺戮していく…

 

どこか魅力的な息をするように殺人、強盗を繰り返す殺人鬼モンと、それに憧れて行動を共にする1人の青年の犯罪黙示録。

 

青年が歴史に残るような殺人鬼になり、社会的に絶対悪とされている行為を犯してなお自己を肯定する「自分の価値観だけを絶対のモノとして生きる人間の物語」

 

どこか魅力的なサイコパスとそれに魅せられ堕ちてゆく1人の青年、サイコパスに煽られる民衆、対立する社会、テロリストの母を責め立てるマスコミ等々を絡め物語を展開

暴力的で、ショッキングな描写も多過ぎるので、耐性ないと死ぬ。

 

作者曰くこの作品は、道徳の教科書

 

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(出典:『ザ・ワールド・イズ・マイン』)
POINT
  • 全5巻
  • 20世紀最凶の大量無差別殺人の漫画
  • 世間を賑わせた大量殺人犯の身内視点というシンドさ。

 

『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』

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あらすじ☑


【紅守黒湖(コウモリ クロコ)、大量殺人犯。特技、殺し。好きなもの、女。】

悪を斃すのに正義は要らない――。

 

世にはびこる凶悪犯罪者に対応するため、超法規的措置によって選ばれた“公的”元大量殺人者、紅守黒湖。

その監視者であり、無類の乗り物好きである相棒、屠桜ひな子。

 

大量殺人鬼が政府に依頼されて難解な殺人事件を解決?していく話

主人公がレズで「殺害人数700人超」最強なシリアルキラーというアンチヒロイン、『俺TUEEE』ではなく『私TUEEE』な最強系主人公。

 

死刑囚が警察公認の処刑人に…

ありがちな展開ですが主人公が徹底的にバリタチで良い。

伏線だらけなので、どういった過去で大量殺人者になったのかとか、それぞれの登場人物のまだまだ謎な部分の詳細が気になる、今後の展開に期待。

 

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(出典:『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』)
POINT
  • 既刊16巻(2020年1月23日現在)
  • サイコパス気質の女性が主人公のバイオレンス百合漫画
  • 百合好きお〇ぱい好きはかなり喜ぶ作品。

 

『ザ・ファブル』

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あらすじ☑


“寓話”と呼ばれし、風変わりな“殺しの天才”が、この町の片隅にひっそりと棲んでいる──。

殺しのプロとして“一般人”になりきれ!

 

伝説の殺し屋「ファブル」が殺し屋家業を一時休業「誰も殺すな」と命令され、普通の生活に馴染もうとしながらも、次々トラブルに巻き込まれる物語

 

超人的な戦闘能力と頭脳を兼ね備えた殺人マシーンが、屋上でサンマを焼いたり、日常生活に馴染みきれない様子など、浮世離れした主人公の可笑しな日常生活と、殺し屋としての顔のギャップが最高に魅力的で癖になる。

 

ギャグとサスペンスのバランスも良く、満足感の高いエンタメ作品。 

 

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(出典:『ザ・ファブル』)
POINT
  • 既刊20巻(2019年12月6日現在)
  • シリアスさとゆるさのギャップが最高
  • 登場人物の掛け合いが漫才のよう癖になる。

 

『ノー・ガンズ・ライフ』

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あらすじ☑

 

オレの名は乾十三。あの大戦を経て、「拡張者」と呼ばれる身体機能拡張処理を施した者達が溢れるこの街で、オレは拡張者達に関する問題を「処理」する稼業を生業にしている――。

 

頭が銃の拡張者・十三の事務所を訪れた男。

誘拐犯として警備局に追われるその男からさらった子供の保護を依頼された十三は?

 

身体の一部を機械化した拡張者(エクステンド)と、生身の人間が共存する街が舞台

便利屋を生業としている銃の頭をしたハードボイルドな頭がリボルバーな機械人間と、彼に助けを求めた少年、鉄郎の物語。

 

頑なで鯔背で無器用で、女子供にゃめっぽう弱い頭が銃の主人公

スラム街、体の機械化、異形頭、ターミネーターとかが好きな人にオススメ。

 

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(出典:『ノー・ガンズ・ライフ』)
POINT
  • 既刊9巻(2019年9月現在)
  • 依頼をこなす処理屋で銃頭の主人公
  • キスされて照れたりする人間らしさが最高
 

『GANGSTA』

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あらすじ☑


マフィアにチンピラに売春婦に汚職警官が巣食う悪党だらけの街・エルガストルム。

そんな最悪の犯罪都市で、誰も関わり合いたくない汚れ仕事を引き受ける便利屋を営むニックとウォリック。

 

ある日、馴染みの警官から有力マフィアの縄張りを荒らす新興売春グループの殲滅を依頼されるが……。

 

ギャングがはびこる街で、便利屋の二人がゴタゴタに巻き込まれていく物語

 

戦争時の薬物により化け物じみた戦闘能力を持った人間が出てくるのがポイント

後遺症として身体能力上げる代わりに、何かしら身体欠損、障害を抱えている

 

どこか一点というよりも、作品全体から醸し出されている雰囲気がかっこよく、ハードな世界観や、言動の裏に弱さを隠すキャラが魅力

短命の薬中みたいな人達と、健常者が争って死体ゴロゴロするアウトロー満載の漫画

 

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(出典:『GANGSTA』)
POINT
  • 既刊8巻
  • ハードな世界観やハードボイルドな言動
  • 死と隣り合わせを生きてる奴らの生き様がカッコいい

 

『BANANA FISH』 

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あらすじ☑

 

1985年、ストリートキッズのボス、アッシュはニューヨークのロウアー・イースト・サイドで、胸を射たれて瀕死の男から薬物サンプルを受け取った

 

男は「バナナフィッシュに会え…」と言い遺して息を引き取る。

ベトナム戦争で出征した際、麻薬にやられて正気を失ったままの兄グリフィンの面倒をみていた彼は、兄が時々つぶやく「バナナフィッシュ」と同じことばを聞き、興味を抱いた。

 

ニューヨークが舞台の、少女漫画とは思えない血と硝煙のハードボイルド純愛少女漫画

マフィアのドンに囲われた過去を持つギャングのカリスマが、日本人の素朴な青年と出会い、謎のドラッグを追いながらヤクザ・警察・政府・科学機関・傭兵部隊との騙し合い、殺し合いの末、自らの生きる意味を知る物語。

 

単純に力誇示するギャングや、マフィアの抗争図を描きたがる男性作家に比べ、女性的に内面やトラウマ、人格などをしっかりと設定し、物語を進める手法は非常に映画的で、徐々に読者の心を捉える

 

芥川賞を取らせたい漫画No.1にも選ばれたこともあり、漫画史上に残る傑作。

 

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(出典:『BANANA FISH』)
POINT
  • 全19巻
  • 少女漫画という枠をブチ壊した世界観。
  • 日本の漫画史上に燦然と輝く名作

 

『紺田照の合法レシピ』 

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あらすじ☑


暴力団「霜降肉組」の新人組員・紺田照(こんだ・てる)、高校3年生。

彼が任侠道のほかに心血を注ぐのは「お料理」

 

切った張ったの世界で生きながら、硝煙にふとサバの塩焼きを思ってしまう……

そんな紺田の今日の晩ご飯は!?

 

ヤクザがヤクザなお仕事をシノギながら、合法な料理を作って問題解決したりする…ハードにボイルドされた極道シュールギャググルメ漫画。

 

馬鹿っぽい設定と、無茶苦茶な展開で物語が進んで行く吹っ切れ具合がいっそ清々しい

作者のハイレベルなギャグセンスも魅力で、合法ハーブ、野菜界のリボルバーなどネーミングも秀逸、絵柄もクセがなくて、料理の中身はトンチキな作風と違い極めて正統派

 

自炊グルメ漫画にヤクザ要素を混ぜたギャグ漫画という、一見カオスなようだが、絶妙なハーモニーを生み出している作品。

 

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(出典:『紺田照の合法レシピ』)
POINT
  • 全9巻
  • ありそうでなかったヤクザ×料理の組み合わせ。
  • 荒っぽいナレーションと絵が笑いを誘う

 

『BLACK LAGOON』

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あらすじ☑


岡島緑郎は旭日重工の会社員。重要なディスクをボルネオ支社まで船で運ぶ役目を担っている。

 

だがその途中、「ブラック・ラグーン」と名乗る4人組に襲われ、緑郎は人質に取られてしまった。

 

ブラック・ラグーンはクライアントからの注文を忠実にこなす裏社会の運び屋だ。

旭日重工は東南アジアへの非合法ルートを使って密貿易をしていて、クライアントは自分たちもそれに一枚噛ませろと要求してきて…!?

 

タイの架空の犯罪都市ロアナプラを舞台に、違法な運び屋「ラグーン商会」のメンバーと、いわゆる裏社会に属する組織や人物達が繰り広げる痛快ガンアクション漫画

 

日本のごく普通のサラリーマンが、無法者の海賊の一員になって、銃、ヤク、中国・ロシアマフィアに軍隊とアウトローが溢れる世界で悪に染まっていく。

 

厨二くさいセリフ回し、皮肉交じりのジョーク

どこぞの洋画のキャッチコピーの、「全員悪人」が思い浮かぶほどの、登場人物たちの悪人っぷりと、なんでもありの犯罪都市で垣間見える欲望と人情の娯楽漫画

 

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(出典:『BLACK LAGOON』)
POINT
  • 既刊10巻
  • 洋画っぽい台詞回しと闇の濃い世界観
  • 銃と血と尻と胸と金と死に溢れた漫画。

 

『今日からヒットマン』

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あらすじ☑

 

平凡なサラリーマン・稲葉十吉が、ひょんなアクシデントから伝説の殺し屋の名を継ぐことに!!

突然降りかかった生涯最大のピンチを切り抜けられるのか! 

 

ひょんなことから平凡な営業マンの主人公が、伝説の殺し屋と入れ替わって『営業トーク』や『営業マンの心得』とかで殺し屋の世界を渡っていく作品

 

営業回りで養った知恵を、銃撃戦に活かす毎回の機転の利いた発想は面白いし、数々の死闘を繰り広げることで、次第に真の殺し屋としての才覚を覚醒させていく過程も熱い

 

この漫画の銃撃戦は、無駄な弾は一切なく、一発一発の弾丸にちゃんと意味を持たせて描いてありガンアクション、エロ、ギャグ、ストーリーも只野仁と違って面白い

 

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(出典:『今日からヒットマン』)
POINT
  • 全31巻
  • 単にガンアクション漫画としても面白い

 

『ヒナまつり』

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あらすじ☑


芦川組の若手ホープ・新田の部屋に落ちてきた奇妙な楕円形の物体。

それが全ての始まりだった!

 

物体のなかに居たのは、無表情な少女・ヒナ。

強力な念動力で新田を脅し、ヒナは新田家に住みつくことに。

かくしてヤクザとサイキック少女の危険な共同生活が始まった!

 

893の元に超能力少女がやって来て、色々メチャクチャな事が起こるギャグ漫画

 

おっさんが超能力少女に振り回されるというハイスピードなシュールギャグ。

脱力系ながら面白い言葉の応酬言葉選びのセンスが抜群、「よつばと」を黒くしたような内容で、的確にツボを突いてきて、呼吸できなくなるぐらい笑える。

 

シュールさがウリですが、感動的な回もあり、話が一辺倒にならないのも魅力。

キャラが常人ではないので、先が読めない展開が多く笑わせてくれます。

 

テンポが速くてギャグを連発。読者も終始ツッコミながら笑える作品。

 

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(出典:『ヒナまつり』)
POINT
  • 既刊17巻(2019年9月現在)
  • 登場人物全員頭のネジがゆるんでるギャグ漫画
  • たまに凄い瞬間火力で面白い時がある

 

『Back Street Girls』

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あらすじ☑


人間やめますか?それともアイドルやりますか? 

極道3人組がまさかのアイドルデビュー! しかも売れちゃったよ、オイ!!

 

鬼より怖い組長の全面プロデュースのもと、裏路地美少女アイドル「ゴクドルズ」としてデビューした極道の元おっさん3人。

控室で酒を飲む賭けをする、でもファンの前に出ればアイドルになりきってみせる…。

 

組長の命令で、ヤ○ザのおっさんが性転換手術を受けてアイドルをやらされる物語

 

ヤーさんが異次元整形して美少女アイドルやるというイロモノだが、ちょくちょくオッさんの内面を見せたり、オチまでの流れが全部秀逸なギャグ漫画

 

地下ドルとしてそこそこ売れてしまう悲しさ、組長の書くロマンチックな極道ポエム

中身オッサンで女の子演じる辛さ、組長の持ってくる理不尽な仕事など、たまに素の男の部分が出る所とか見た目だけで面白く、笑いどころが絶えない。

 

メインの3人以外にも親分と頭とプロデューサーと良いキャラが揃う。

 

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(出典:『Back Street Girls』)
POINT
  • 全12巻
  • 正常なヤクザ思考を持つ3人のアイドル生活

 

『家庭教師ヒットマンREBORN』

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あらすじ☑


ダメ人生を送る中学生・ツナの家に、家庭教師がやって来た! 

見た目赤ん坊、本業殺し屋のリボーンの目的は、ツナをマフィアの10代目にすること! 

 

死ぬ気になれば何でもできる!?と命がけのお勉強が始まった!

 

マフィアのボスになるため、中学生が赤ん坊"の"殺し屋に家庭教師させられる物語

 

連載当初は一話完結のギャグ漫画だったが、途中から突然バトル漫画に路線変更(笑)

この漫画が本当に面白くなるのはツナが覚醒してから8巻辺りから急激に面白い。

 

最初は少年漫画感溢れる絵柄と設定だったけれど、段々絵柄が綺麗になり、主人公たちのどんどん成長してく物語は熱く、ライバルや敵だった者らとの共闘

仲間と共に強くなっていく優しく強い主人公を感じ取れるジャンプ王道漫画

 

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(出典:『家庭教師ヒットマンREBORN』)
POINT
  • 全42巻
  • ヘタレな主人公が成長していくという王道展開
  • 9巻から途端に戦い出してむちゃくちゃ面白い

 

 

『銀狼ブラッドボーン』

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あらすじ☑


かつて“銀狼”と呼ばれた

吸血鬼退治の英雄

ハンス・ヴァーピット(70歳)。

 

怪物退治を引退していた

彼のもとに“骨抜き事件”の

犯人を追うよう依頼がやってきて…

 

かつて吸血鬼を殲滅する部隊で功績を挙げ、英雄と称された『70才の隠居老兵が』今度は人骨を食べるモンスターを相手にする物語

 

バトルシーンの画力の高さ、そして漫画では珍しい70代の主人公。

肉体の衰えを今までの経験でカバーするという斬新な設定も魅力

 

復讐のため吸血鬼を殺し回っていた英雄が、今度は己が復讐される側に回っていた……という展開、敵側の心情や事情を丁寧に描いておりどちらにも感情移入してしまう。

かつて対峙した吸血鬼の王ファウストと共に戦うシーンは圧巻…

 

この作品の魅力はイケおじ。強くてカッコイイおじ様が好きならとにかくこれを見ろ。

 

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(出典:『銀狼ブラッドボーン』)
POINT
  • 既刊11巻(2019年10月現在)
  • 70歳の戦うイケジジイ
  • 厨二を網羅した世界観

 

『うなぎ鬼』

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あらすじ☑


借金に苦しんでいた倉見勝は千脇に拾われ裏稼業に励むことに。

勝に課せられた任務は重さが50~60キロのコンテナをマルヨシ水産に運ぶというものだった。

 

コンテナの中身とは一体…

 

借金を返すために、「死体を想起させる中身不明の荷物の運び屋」という裏稼業に引き込まれていく主人公の物語。

 

裏社会に生きる男たちの骨太な姿が、作風にピッタリのタッチで描かれている。

基本的にダーティーすぎる世界で時折最高に胸糞展開が多いが、まともな感覚がある主人公のおかげで恐怖に共感出来る、ありそうでなさそうな社会の闇を描いたサイコ作品

 

ずっと気持ち悪い話が続くが、ラスト近くに清々しい逆転があって、主人公のダメ男の再生なるかと思いきや、またもや逆転し…ぞっとする。

 

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(出典:『うなぎ鬼』)
POINT
  • 全3巻
  • 見た目とは裏腹に気の小さい主人公
  • 人が鬼になるまでを丁寧に描き上げた良作

 

『CANDY&CIGARETTES』

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あらすじ☑


定年を迎えた平賀雷蔵が再就職した先は、超高給!

秘密厳守!!

命の保証もなし!!!

 

謎だらけの仕事に向かった彼は、凄惨な殺人現場で一人の少女と出会う。

彼女の名前は涼風美晴。

政府公認の暗殺組織"SS機構"に所属する11歳の殺し屋である――。

 

元SPの老人が難病の孫の治療費を稼ぐため、政府公認の暗殺結社に入って、凄腕の殺し屋11歳の少女とコンビを組む物語

 

バディ物として、ぶつかりながらも徐々に信頼し合っていく二人の関係性の描写がベタだが、素晴らしい。展開も分かりやすく、さくっと読めて楽しい作品。

血と暴力の不条理な展開から始まりから、過去を絡めながら、やがて線の太い人間物語が浮かび上がって来て、自然と二人に感情移入できる。

 

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(出典:『CANDY&CIGARETTES』)
POINT
  • 既刊5巻(2019年7月現在)
  • 少女と爺さん個性が真逆の凸凹な2人のバディ物
  • ※あらすじを聞いて興味が湧いた人は合う

 

『Red Raven』

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あらすじ☑


【鴉が啼くと、人が死ぬ。故に鴉(ボクら)は嫌われ者だ。】

 

奴等は「判定書」を携え、どこからともなくやってくる。

奴等はそれぞれ「処刑器具」の名を持ち、判定書通りに刑を執行する。

行き過ぎた暴力を調整するためだけに使われる「力」――それが「執行人」レッド・レイヴン。闇夜に舞う鴉は、赤い。

 

マフィアが地方を取り仕切っていた時代、政府が行き過ぎた「力」を調整するために置いた、「一人を殺し千人を恐怖させよ」そんな言葉を掲げる「執行人」の物語

 

主人公は眼帯オカッパ前髪パッツンの少年

暗い過去があり、武器はギロチンの刃というギャップもまた魅力。 

政府の秘密機関、殺し屋、マフィア、人体改造、武器商人…

処刑器具をモチーフにしたキャラクターと、メリハリのある絵柄、とにかく厨二のきな臭い物が詰め込まれておりドツボにハマる、ピンときた方は是非読んでみてください。

 

厨二病&手フェチ武器フェチ必見。

 

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(出典:『Red Raven』)
POINT
  • 全9巻
  • マフィアと政府みたいな関係が好きな人におすすめ
  • 暴力には、暴力。対マフィア専門の処刑人集団

 

『サンクチュアリ』

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あらすじ☑


経済的な繁栄を謳歌しながらも、閉塞感漂う日本の現状に疑問を持った北条彰と浅見千秋。

 

社会の在り方を根本的に変革する必要を感じた二人は、裏社会と政界に身を投じ、「光と影」から“サンクチュアリ”を目指す!

 
ポル・ポト政権下のカンボジアから日本に帰って来た青年2人が、日本の腐敗した政治体制を「893側」と「政治家側」の世界から、日本を変えようとする物語

最近の漫画では、中々見ない戦慄を覚えるほど壮絶な過去を持つ悪党な二人が主人公
【希望】【信頼】【心酔】そして誰もが踏み込む事の出来ない二人の絆で、あの手この手で出る杭を打とうとする老害を潰していく主人公達には拍手喝采したくなる。
 

深みのある濃い画で描く、詳細な描写、リアリティ溢れる青年漫画の名作

 

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(出典:『サンクチュアリ』)
POINT
  • 全12巻 
  • 大雑把に言えば「ウロボロス」のハード版
  • 二人が表と裏の役割を決めたのはジャンケン

 

 

『囚人リク』

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あらすじ☑


隕石直撃による首都壊滅から10年。

近未来都市“東京”のスラム街で貧しくともたくましく生きる栗田陸・13歳が、ある犯罪に巻き込まれ、最果ての監獄へ…!!

 

経済格差の激しくなった未来の東京のスラム街が舞台

ヒャッハーが蔓延る絶対的な権力を持つスラム街で、無実の罪で刑務所に収容された少年が「脱獄して国のトップをぶん殴りに行く」少年の脱獄物語

 

少年なのに、こんな小さな男の子がこんな苦しい目に…アア…と…色んな「壁」が幾重にも出てくる、THE人間、生々しい世界観がとても面白い。

 

不屈の根性と優しさと無謀さだけが取り柄のクソガキ。

そんなちっぽけな彼だからこそ、残酷で理不尽で容赦のない少年漫画の主役たり得る。

 

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(出典:『囚人リク』)
POINT
  • 全38巻
  • 個性、漢気溢れる熱い登場人物

 

『デストロ246』

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あらすじ☑


青年実業家の透野隆一は南米のマフィアから2人の美少女殺し屋を買い付ける。

翠と藍と名付けらた彼女たちは透野の命令で、彼の妻子を殺した人間を狩ることに。

 

だがその道行きで別の殺し屋女子たちと出会い、事態は思わぬ方向へ加速していくのだった…

 

東京に集まった殺し屋jkによる過激な物語・・・だが女殺し屋の7割はレズ。

女子高生が最強の殺し屋で戦闘狂であり、出てくる男は皆2コマくらいでゴミのように殺され、極めつけは男との絡みはなく寧ろ同性同士の絡みが主流。

 

登場キャラ全員やべーのしかいなくて、生まれや、殺し屋教育、物語開始時点で多くの呪いを抱えたキャラ達が殺し合う女尊男卑な漫画

 

戦闘狂の女子ばっか。バイオレンスしてる美少女が好きならマスト

 

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(出典:『デストロ246』)
POINT
  • 全7巻
  • クソ凶暴な女子がメインで、男キャラはザコしか出て来ない

 

『サンケンロック』

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あらすじ☑


日本人少年・北野ケンは、惚れた女・ユミンを追って、韓国ソウルに降り立つが、喧嘩の強さと心意気をギャングに気に入られ……

 

日本男児が韓国でヤ○ザになって韓国闇社会で成り上がる物語。

韓国に入ってきた移民への差別のことまで描きながら、外国人を冷遇する韓国社会からはじかれた者たちが、犯罪者集団として主人公たちと対決する悲痛な展開。

 

舞台が韓国という他の漫画には、あまりない設定だけに新鮮味を感じ、何より「画力と戦闘シーンの構図」が、バトル漫画の中でも、かなり高い激アツギャング漫画

ライダイハンの事や韓国文化を紹介していて素直に面白いです。

 

一目で掘れるほどの圧倒的な超画力。ORIGIN、Dr.STONE作者jのBoichiさんの作品

 

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(出典:『サンケンロック』)
POINT
  • 全25巻
  • 他の追随を許さない迫力を持つ画力
  • 素手で殴りあいで決着というのがこの漫画のいい所

 

『SMUGGLER』

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あらすじ☑


借金の返済のために高利貸しから紹介されたバイトは、「運送屋」。

 

運ぶのは死体や法律に触れるもの。

役者志望のフリーター・砧涼介(きぬたりょうすけ)が踏み込んでしまった世界は、たった一度のミスすら命に係わる死と隣り合わせの世界だった。

 

ところが涼介は、捕まえた暗殺者「背骨」を“運搬中”わずかばかり彼に心を許したせいで、彼を逃がしてしまった!

 

「日給5万円」という条件に惹かれ、危険な運び屋の仕事に就いた青年が、殺し屋の処分した人間を運ぶ「運び屋」 になり、覚悟一つで成長していくお話。

 

『闇金ウシジマくん』作者眞鍋章介のデビュー作

真鍋昌平さんのルーツを探るという点で価値がある漫画、後にウシジマくんで発揮されている作者の魅力となっている作品

 

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(出典:『SMUGGLER』)
POINT
  • 全1巻
  • 作者は闇金ウシジマくんの真鍋昌平
  • チャイナマフィアの背骨と内臓というネーミング

 

『残響』

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あらすじ☑

 

とある工場町で、漫然と日々を過ごす智(さとる)。

彼が暮らす安アパートの隣室には、元ヤクザの老人、瀬川が住んでいた。

ある日、瀬川は智に「500万渡すから、自分を殺してくれ」という依頼を受ける。

 

躊躇する智だったが、瀬川から、智の中に巣喰う狂気を見抜かれ、彼自身の心にも変化があらわれはじめ…!?

 

同じアパートに住んでる元ヤクザの老人から「500万渡すから、自分を殺してくれ」と依頼を受け、そこから主人公の人生が狂い始める青春逃走物語

 

「あらすじに「青春逃走物語」と書いてあるが、とてもそんな雰囲気の話じゃない。

閉じ切った世界観、始まった瞬間からハッピーエンドなど一切感じ取れない作品。

暴力の激しい描写が多く、まさに残響が鳴り止まない展開で余韻の残る作品

 

高橋ツトムの画の力、漫画の力で息が止まる。

 

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(出典:『残響』)
POINT
  • 全3巻
  • 主人公がオカマの意思を継いでオカマになる
  • 拳銃を手に入れた青年が、暴力を通して変わっていく

 

『HIKARI―MAN』

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あらすじ☑


彼は、ヒーローになった。

白池 光は、クラスでも全く目立たない地味めの高校男子。

家では格闘ゲームとPC改造に明け暮れる気弱な電脳オタク少年だ。

 

極めて平凡な光だが、実は人並み外れた『電気感受性』を持っていて、静電気のため保健室に運ばれることもしょっちゅう。

 

そんな彼が自宅のPCでいつもの格闘ゲームに興じていると、自分の体内から意識と血流だけがPCに吸い込まれ、電気の通っている所を自由自在に行き来するという驚異の現象が起きる…!

 

さらに自分の姿を鏡で見てみると…!!!!?

 

冴えないオタクが、首の後ろに電極刺さって電気人間になり、超人的な力を身につけ、現実世界のうっぷんを晴らして行くという、スパイダーマンを彷彿とさせるような物語

 

物語の導入部で、デジタルに変換された人々の感情がSNSで拡散される様子などを描写したり、「ホムンクルス」でも発揮された作者特有のイカれた世界観は健在

『人間を動かしているのは電気だ』という台詞からいよいよ本質的なテーマに突入していく。

 

かなり遅行性の作品です。

 

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(出典:『HIKARI―MAN』)
POINT
  • 既刊2巻(2年ぶり連載再開)
  • オタクが電気人間になって悪者に成敗する

 

『君のナイフ』 

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あらすじ☑


高校で臨時教員として働く志貴雪鷹はある日バーで謎の女に犯罪者暗殺の仕事を持ちかけられる。

 

『報酬は一回につき500万円』ある事情で金が必要だった志貴は依頼を受けることになったのだが…

 

「一回人を殺して500万もらえるとしたらどうする?」こんな誘いで、優しくて人望ある教員の主人公が、病気の姉を救うために人殺しを請け負う所から始まる。

しかし優しさ故に、『罪』にどんどん追い詰められていく…ひたすら悲しい物語

 

重いテーマを扱いながら、少女漫画っぽさも含みながら、作品の雰囲気の良さ、緊迫感を崩さず、決して重苦しい雰囲気に終始しないことろも魅力。

 

やっぱ10巻で終わる漫画はどれも丁度良くて魅力的だな

 

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(出典:『君のナイフ』)
POINT
  • 全10巻
  • リアリティーがあって感情の描写が細かい

 

『新宿スワン』

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あらすじ☑

 

スカウト会社“バースト”の見習い社員となった白鳥(しらとり)タツヒコ、19歳。

街角でギャルに声かけて、お水のシゴトを斡旋(あっせん)し、紹介料でメシを食う。

 

そんな歌舞伎町ディープビジネスの世界に飛び込んだ彼を待っていたのは、何よりもカネがモノをいう弱肉強食の掟だった……!! 

 

純粋な青年が、新宿歌舞伎町でスカウトマンを志す任侠モノ

『仕事も実績もない主人公が、カリスマのある尊敬できる人に出会い、新しい人生に直面する』よくある設定だが、物語が進むにつれて主人公の成長、派閥の争い、そしてクライマックスまでと、一気に物語に引き込まれる。

 

「デビュー編」「闇金編」 「横浜王国編」 「ホスト編」 と、スカウトマンの「橋渡し役」としての側面を最大限に生かして数巻ごとに舞台を変えていく構成

 

映画が有名ですが、原作は眼の描き方がとても魅力的です。

 

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(出典:『新宿スワン』)
POINT
  • 全38巻
  • 顔力の凄さ眼球の異常な演出

 

『闇金ウシジマくん』

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あらすじ☑


丑嶋のもとを毎朝9時に訪れる「奴隷くん」と呼ばれる人々。

それはパチンコ依存症の主婦たちのことで、丑嶋は彼女らに3万円の現金と引き換えに5万円の借用書にサインさせる。

 

あらかじめ金利・手数料2万円を引いた上、1日3割もの暴利を課しているにも拘わらず、今日も彼の会社には哀れな訪問者が引きも切らない…。

 

世の中のブラックで憂鬱な部分詰め合わせみたいな漫画

見てて鬱になりそうだけど、決して良い人ではないが芯のあるウシジマくんの魅力や、ダメ人間達の末路に続きが気になってしまう作品

 

闇金は本来犯罪であり、債務者に同情が生まれそうだが、背景にある矛盾に向き合い、淡々とマシーンのように切っていくウシジマの姿がとても魅力的

 

山田孝之の主演の実写も最高だが、活字で読む闇金ワールドも中々どうして刺激的。

 

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(出典:『闇金ウシジマくん』)
POINT
  • 全46巻
  • 絵は劇画でストーリーは鬱展開。
  • リアリティと、人間が転がり堕ちて行く様が堪らない。

 

『土竜の唄』

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あらすじ☑


谷袋署百観音前交番に勤務する警察官・菊川玲二は、揺ぎない正義感を持った熱い男だが、まっすぐ過ぎるがゆえにやり過ぎてしまうこともしばしば。

 

この日も「万引き少女に過剰な身体検査をしたコンビニ店長に対して拳銃を向けた」ということで、署長から呼び出しを受けることに。

すると署長の口からは、なんと玲二への懲戒免職勧告が飛び出して…!? 

 

ヤクザのボスを挙げる為に潜入捜査をする男の話。

 

やたらと出てくるキャバとか風俗「熱さ」と「勢い」で話が進んでいく

主人公の人間臭さと熱いセリフ!迫りくるわけがわからん敵とピンチ!

何よりクレイジー・パピヨン超カッコいい。

清々しいバカバカしさがあり、バカだな〜を味わえるギャグちょっとシリアス漫画

 

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(出典:『土竜の唄』)
POINT
  • 既刊64巻(2019年9月現在)
  • 随所に挟み込まれるギャグとヴァイオレントな飛び道具

 

原作を読むと、実写版のキャストめっちゃ似てることに気付くと思う

主人公の生田斗真もだけど、遠藤憲一とか堤真一とか。

特に堤真一のクレイジーパピヨンのハマり方が半端ない

 

 

『GUNSLINGER GIRL』

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あらすじ☑

 

公益法人社会福祉公社――

表向きは障害者支援のための首相府主催の組織だが、その実態は瀕死の少女たちに機械の身体を与え、その少女たちに政府に敵対する勢力を秘密裏に排除させる諜報機関だった。

 

一家殺害事件の生き残りの少女・ヘンリエッタは「条件付け」という洗脳処理により、以前の記憶を封印され「義体」となる。

そして元軍人のジョゼ・クローチェは、テロリストに家族を殺され、復讐心に捕らわれ社会福祉公社に入り「担当官」となる。

 

義体と担当官、二人はつねに行動を共にし、銃を手にテロリストの戦いに身を投じていく…。

 

身体障害を持つ少女達を集めて頑丈な義体を与え、対マフィア用の戦闘員として運用している国家組織、そこで暮らす少女達と彼女らの監督役でバディを組む大人達の物語

 

生きるとは何か、命とは何かを問いかける感動のストーリー。

社会の仕組み、現実の暖かさと冷たさ、そしてガンアクションとしての銃の魅力。

愛のあり方、それぞれの生き方、死の形……色々な事を考えさせられる。

少女の兵、右翼組織と戦う構図など、設定も魅力的。特に後半の密度は物凄い。

 

あらすじで、初めから哀しい終わりしかこないことは分るが、 ラストで描かれた「希望」には感動を覚える。 

 

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(出典:『GUNSLINGER GIRL』)
POINT
  • 全15巻
  • やるせない話だが、最後に思いがけない救いがある

 

『ヨルムンガンド』

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あらすじ☑


両親を殺した武器を憎みながらも、武器商人・ココの私設軍隊に加わることとなった少年・ヨナ。

 

ココはある国の軍と武器の取引をしていたが、それを防ごうとする勢力に狙われる。

しかし、ココに同行していたヨナが、自らが憎むその武器でそのピンチを乗り切ろうと応戦して…!? 

 

世界平和のために武器を売ると言うココ。

武器を憎みながらも武器に頼るヨナ。

 

武器商人・ココと少年兵・ヨナの旅が始まる!

 

武器商人の少女ココと、戦争で両親を亡くし武器を恨む少年兵ヨナ、少数精鋭の武器商人チームを中心に、戦場各地を渡り歩いてビジネスをする物語

 

個性豊かで癖のある頼もしい仲間たちと共に、軍、暗殺者、テロリストと殺し合う。

戦争、紛争、内乱を全てをあくまで「ビジネス」の視点で見てる作品

 

登場人物、どのキャラクターにも人生において、親子関係・忘れられない過去・弱さがあり、それを深く掘り下げる事で物語に感情移入しやすくなくなっている

 

日本人や人間社会に呈して、武器と言う物の哲学的心理的意味を問いかける

 

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(出典:『ヨルムンガンド』)
POINT
  • 全11巻
  • 不意に出る言葉は戦争や平和の本質を射抜いているよう。
  • ガンアクション漫画を挙げる時には外せない一作

 

『暗殺教室』

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あらすじ☑


号令と共に教室を満たす銃声! 

椚ヶ丘中学校3年E組は生徒全員が先生の命を狙う暗殺教室。

教師と生徒、標的と暗殺者の異常な日常が始まる――!!

 

担任をしながらE組の生徒に卒業までに自分を暗殺させるお話。

生徒28人もいる生徒全員が役割持ってて、キャラを一人一人丁寧に掘り下げていく演出、物語中の伏線張り、日常と非日常が混ざり合うなんともいえない感覚が心地良い。

 

生徒に暗殺させるという設定は特殊だが「まじめで愛ある話」。

殺せんせーが教えるのは暗殺ではなく、大人になるために必要なものは何かを生徒に問い、教える。

叱責ではなく包容、疑いではなく信頼されることで、どれだけ潜在能力が開花していくか、読んでいてキャラの成長を見守れるのが最大の魅力

 

あらゆる点で、万人が楽しく読めるのに必要なことが詰まってる作品

 

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(出典:『暗殺教室』)
POINT
  • 全21巻
  • 「暗殺」のテーマの裏に「教育」と、なにより「成長」がある

 

『極主夫道』

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あらすじ☑


元・最凶ヤクザが選んだのは、主夫としての道だった――。

 

"不死身の龍"と恐れられていた元ヤクザが、ゴリゴリの主夫を極めてる作品。

 

例えがいちいち極道で面白く、絵が上手いのでシュールな感じとギャップが最高。 

秀逸な設定を活かしたギャグとギャップでごり押ししてくるスタイルが、がっちり組み合わさっており、構図とコマ割りもわかりやすく、ストレスなく読める。

 

「極主夫道」と「ザ・ファブル」はどちらも「伝説のアウトローが一般人として生活する」という似たような題材ながらも、正反対の面白さがあってどちらもオススメ。

 

とにかく腹抱えて笑える面白さ、ツッコミ不在なのに味がある 

 

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(出典:『極主夫道』)
POINT
  • 既刊4巻(2019年12月9日現在)
  • シュールな笑いが好きなら面白いからおすすめ
  • 元ヤクザが真剣に主夫してる

 

『殺し屋1』

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あらすじ☑

 

元いじめられっ子の殺し屋・イチ VS ドMヤクザ・垣原。

壮絶な殺し合いが幕を開ける!!

 

気弱な青年イチは、心の内に強烈なドS性を秘めている。

一方、命を狙われる事に悦びを覚えるドMヤクザ・垣原。

宿命の二人が出会った時、新宿の街が血に染まる!!

 

チンピラがいじめられっ子を殺し屋に育ててヤクザを壊滅させる物語。

 

究極の泣き虫ドS(職業殺し屋な青年)×究極の変態ドM(亀甲縛りの893おっさん)

究極のサディストである暗殺者と、究極のマゾヒストであるヤクザの愛の物語ですからね。実質殺伐百合ですよ。なんてロマンチックなんだ…

 

エログロ描写が半端じゃないしこれでもかってくらい悪趣味、チ●コも縦半分に裂ける

ガチの閲覧注意作品で、とにかく描写はグロいけど、緊張感と共に進む展開。

 

ラスト、ようやく出会えたふたりの純愛鬼ごっこは必見!

 

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(出典:『殺し屋1』)
POINT
  • 全10巻
  • 異常者達が殺し合う(引かれ合う)
  • 気持ち悪い吐き気が死そうな爽快感

 

 

 

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まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

以上「殺し屋/ヤクザ漫画!」についてお伝えしました。

 

もし、このエントリーを読んで少しでも紹介した作品に興味を持っていただけたら、これ以上嬉しい事はありません。