感想/見所紹介『フランケン・ふらん』悪趣味なブラックジャック

 

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ブラックジャック並みの医療技術を持ちながら、倫理観が一切ついてこなかった人造人間の主人公が、様々な人の悩みを超人的人体改造によって解決する『フランケン・ふらん』この作品の魅力をご紹介していきます。

この記事を読めば『フランケン・ふらん』のあらすじや登場人物、見所が十分理解できる内容となっているので、是非最後までご覧ください。

 

 

 

お人好しの天才人造人間ふらん『フランケン・ふらん』のあらすじ 

まずは、『フランケン・ふらん』の概要や、あらすじについてご紹介します。

 

作品の概要について▼

  • 作者:木々津克久
  • 掲載誌:チャンピオンRED
  • 巻数:全8巻

あらすじ…

ふらん復活! あの美少女天才外科医が帰ってきた! 彼女のメスが生むのは、奇跡か、恐怖か…!?

倫理観ぶっ飛びのマッドサイエンティストが、時には善意から時には好奇心から人を助けたり改造したり手に負えなくしたりする一話完結型のストーリー

問題を抱えた依頼人が毎回現れ、彼女がその外科技術で問題を解決する。手術シーンの直接的描写やブラックジョークとも取れるグロテスクな人体改造がデフォルト、グロでも物語の必然性があれば読めるというお手本のような作品になっています。

 

『フランケン・ふらん』の登場人物たち(ネタバレあり)

 『フランケン・ふらん』はまともな登場人物は少ないですが、世界観が心地よくキャラが可愛く見えてきます。そんな彼らをご紹介していきます。

 

ふらんちゃん

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(出典:フランケン・ふらん

名前は斑木ふらん。この漫画の主人公。

天才的な医術の腕を持つ外科医、「生きてるのが大事」という信念を持ち、全身バラバラになった少女を芋虫状態にして再生させようとしたり、死んだ犬の脳みそをオッサンに移植して生き返らせたり、手段を選ばぬマッドドクター、人類とは何なのかを問い詰めてありとあらゆる可能性を追求しメスを振るう。

 

沖田

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(出典:フランケン・ふらん)

ふらんちゃんの相棒。体は猫のイケメン人面猫

常識人で、ふらんちゃんの相談相手。自分が見えてないふらんちゃんを注意したりもするが、彼女の耳に届かない事が多い

 

ヴェロニカ

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(出典:フランケン・ふらん)

斑木博士を護衛する為に造られた殺人兵器。

博士が技術の粋を尽くして製造した一体なので、高度な身体能力とあらゆる暗殺技術をマスターしている。造られたのがふらんより後なので、ふらんの妹的存在。

戦闘力だけならチート級なのに「お化けが怖い」「快楽に弱い」「特撮モノのヒーローに憧れてる」「罵倒されると簡単に泣く」など萌え要素の塊

 

『フランケン・ふらん』の見所3選(ネタバレ含む)

かの名作のアンチテーゼのような要素も盛りだくさんの『フランケン・ふらん』には、おすすめの見所がたくさんあります。

ここでは、その中でもおすすめの見所をご紹介します。

 

倫理観ガバガバ人造人間(美少女)が主人公

メインキャラが人造人間なので、たたで転ばないところが良い。

基本的に善意で術式を施すが大体ロクでもない結末を招き、だいたい誰も望んでないバッドエンドルートに直行し後味悪く終わる様式美

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(出典:フランケン・ふらん)

自分を造った「博士」を研究所で待ち、探し求めるという設定もあり、「斑木ふらんとその仲間達の非凡な日常・最高医療を求める者の悲哀の様な物語」という設定が魅力の漫画になっています

 

ブラックジョークでトラウマ(芋虫)を量産

作者の引き出しが多く人の「欲、執着、理想等を皮肉な視点から描いたアングラな雰囲気漂うホラーな世界観」、グロ・虫・胸糞・バッドエンド・生理的嫌悪と、とにかく閲覧注意要素が多く、かなり広い分野を元ネタとしたブラックジョークが満載で皮肉や風刺が効いても見所。

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(出典:フランケン・ふらん)

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(出典:フランケン・ふらん)

事故で身体のほぼ全てが機能しなくなった女の子を「ヒトと虫の遺伝子を合成」して虫人間として転生させて治療するお話は、完全変態を行う昆虫の理論を使って蛹の時に身体機能を一から作り直すというオチで、トンでも理論の中でも理論が説明されていて面白い。

ただ、全体的にグロテスクな表現が用いられているので苦手な人は注意が必要。

 

カバー下・裏表紙までグロたっぷり 

この作品は、単行本のカバー下で、本編のオチをさらにひどくした後日談があり、男性恐怖症の女の子とその幼馴染が互いに性転換してめでたくカップルになった…という話で、その後が載っていたりしていて面白い。

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(出典:フランケン・ふらん)

表紙がエロ漫画風味なのは何を狙っているのだろうか…

裏表紙を見ればその異様な雰囲気は嗅ぎ取れるかと思うが、ジャケ買いした人がいたら若干気の毒かもしれん。何にしてもこの作者は頭がおかしいと思う。

※ちなみにカバー裏は本編を見てからでないと破壊力が段違い。

 

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます『フランケン・ふらん』を紹介しました。ブラックジャックをベースに?、シリアスを抜いて笑いとシュールさを可能な限り突っ込み、次になにが飛び出すかわからないビックリ箱のような作りで万人にはお勧めできないけど、嵌まれば強い、そんな作品です。

グロの耐性がある人は読んでみて下さい