感想/内容紹介『魔女と野獣』 金髪美少女と黒髪オールバックが魔女と暴力沙汰する漫画

f:id:ryocuu:20220307134933j:plain

『魔女と野獣』あらすじ・感想・見所紹介、『魔女と野獣』というタイトルで、主人公の態度悪い金髪の女の子が、肉弾で魔獣をボコって相棒(写真の黒髪)がヤレヤレする、厨二ダークファンタジー好き必見の漫画の魅力を紹介していきたいと思います。

この記事を読めば『魔女と野獣』のあらすじや、見所を十分理解できる内容となっているので、是非最後までご覧ください。

 

 

"魔女"と"魔女"を狩る組織との対立『魔女と野獣』あらすじ

f:id:ryocuu:20220307134731j:plain

まずは、世界観が魅力なダークファンタジー『魔女と野獣』の作品概要や、大まかなあらすじについてご紹介していきます

 

作品の概要について▼

作品情報
  • 作者:佐竹幸典
  • 掲載誌:ヤングマガジン
  • 巻数:既刊9巻(2022年1月20日現在)

あらすじ…

舞台は“魔女”が人々の崇拝を集める街――。そこに現れたのは、棺桶を背負う男と、獣の目をした少女。彼等の求める獲物は“魔女”、そのただ一つ… 

20世紀前半?強大な力を持つ魔女がいる世界が舞台。魔女が治める街に現れるのは、魔女に呪いをかけられ、それを解くために魔女事件を解決している組織に入り旅をする棺桶を背負った男と好戦的な女。一発でいい、ぶん殴らせろ。これは復讐の物語。

己に呪いをかけた魔女に復讐する……でも顔も名前もわからないから出会った魔女を片っ端から殴っていくイケてるそういう作品。

 

『魔女と野獣』の暴力気質な登場人物たち(ネタバレなし)

『魔女と野獣』にはダークファンタジー好きにはたまらない、クセの強い主役は勿論、出てくる魔女はみんな綺麗で魅力的です。

今回は2つの主人公格コンビを紹介していきます。

 

アシャフ&ギド

乱暴でクールで野獣のようなヤバイ目つきと性格を持つ暴力気質な口の悪い金髪少女ギドと、棺桶を背負ったやれやれ系魔術師アシャフ、日々魔術絡みの厄介事を処理する魔響教団に属する二人が物語の主役

f:id:ryocuu:20220307140212j:plain

(出典:魔女と野獣)

好戦的ですぐ突っ込みすぐ血まみれになるギドと、そのギドを静止するアシャフ凸凹コンビでバランスが最高、口の悪くてすぐ手が出る女の子とか、オールバックの頭脳派男性とか、クールな女の子が抱く純粋な愛情とか、キャラ造形がとにかく良い

 

ファノーラ&ヨハンのコンビ 

主人公コンビと同じ魔女絡みの厄介ごとを処理する魔響教団に属する、美人クール魔女ファノーラと下僕アンデットヨハンのコンビ。

f:id:ryocuu:20220307140342j:plain

(出典:魔女と野獣)

クソイケメンのヨハンと、魔女の恐ろしさは美しさにも繋がるのかなと思える位の圧倒的な力を持つファノーラが2人の関係も含めて、とにかく綺麗で魅力的。

 

魔女のイオーネ

f:id:ryocuu:20220307140426p:plain

(出典:魔女と野獣)

魔術を悪用した犯罪や災害などから街を守る奉仕活動に尽力。

彼女に感謝して記念碑の建造も計画されているほど、数多くの人間を救ってくれた守護神・イオーネ様は町の英雄だが…イオーネの裏のたくらみが…というキャラ。

 

シンプルに厨二臭い『魔女と野獣』の見所3選

設定やらデザインが深くつき刺さる『魔女と野獣』 にはおすすめしたいポイントがあります、その中でも特におすすめのポイントを厳選してご紹介いたします。

 

「復讐は楽しい!」と公言してる主人公

世界観も良いけど、復讐に対する考え方がイカす。ギドは、ある魔女にかけられた呪いを解きたい、そして「呪いをかけやがった魔女に復讐したい」、その為に魔女を探してるというのが大筋

f:id:ryocuu:20220307140553p:plain

(出典:魔女と野獣)

f:id:ryocuu:20220307140637j:plain

(出典:魔女と野獣)

『復讐』についてギドは作中で「スッキリしてぇからやるんだ、復讐は楽しい」と言い切ってるので、お為ごかし無く自分の為に復讐する展開が胸アツ過ぎて厨二

 

メインテーマは魔女の呪いを解くこと…。

魔女に呪われる=死ぬまで解けない永遠の呪縛、これを解くには「白馬の王子様の愛の口づけ」か「憎き魔女の気まぐれ次第」が必要という設定、ギドは自身にかけられた魔女呪いをとくために、相棒アシャフと魔女探しの旅をしているのですが、二人の正体や関係、世界の縮図なども詳しくわからないままストーリーが進み続きが気になり作品に没入できる。

f:id:ryocuu:20220307140835j:plain

(出典:魔女と野獣)

前半戦は説明を丁寧にしつつ進め、後半戦に入り、言葉に頼らず絵の地力で語る。ストーリーが進むにつれて舞台設定や人物関係もワクワクしてくる、若干遅効性のダークファンタジーで最高です。

 

駒かい描きこみ・画力

細かい描きこみ、コマ割りとか動き描写とか作者の強いこだわりを感じ、絵が超きれいなのにアクションがわかりやすく、バトルも(暴力)迫力ある。

f:id:ryocuu:20220307141157j:plain

(出典:魔女と野獣)

f:id:ryocuu:20220307141208p:plain

(出典:魔女と野獣)

絵を見るだけで滾る漫画は少ないですが、その数少ない漫画の一つ

 

魔女と野獣まとめ/力のわりにマイナーな漫画

最後までご覧いただきありがとうございます。『魔女と野獣』 を紹介しました。イマイチ知名度は低い?ですが、バディもの+魔法+サイコスリラー+アクションが丁度いい塩梅で混ざってる 作品です。

「東京喰種」とか「鋼の錬金術師」とか「CLAYMORE」みたいな世界観のダークファンタジーが好きな人にオススメ。興味があれば是非読んでみて下さい。