スポーツ漫画は、読んでいて熱くなるものから感動するものなどバラエティーに富んでいます。
今回はそんなスポーツ漫画の中から「相撲漫画」のおすすめを10選でご紹介していくので漫画探しの参考にしてみてください。
火ノ丸相撲
あらすじ✅
弱小の大太刀高校相撲部に現れた1年生、“小さき”少年・潮 火ノ丸!「デカく」「重く」が絶対の競技に似合わぬ体格のこの新入部員、実はとんでもない過去が!?
小学生相撲二冠となったものの、その後身体の成長に恵まれなかった小柄な主人公が、相撲弱小高で、相撲部を作るところから始まる物語。
相撲らしいスピーディーに展開、全試合にドラマがありつつテンポもいい。
キャラクター一人一人の成長や心情を丁寧に描写し、高い画力で試合は圧倒的な迫力
反骨精神あふれるセリフが魅力の友情!努力!勝利!王道をいく熱い漫画。
中性的でスマートなキャラクターの活躍する漫画が目立つ「筋肉が良き!」
バチバチ
あらすじ✅
ある事件をきっかけに相撲界を追われ、この世を去った大関・火竜!その息子、鮫島鯉太郎の胸には父が遺した言葉が深く刻まれていた…
悪名高い大関を父にもつが線の細いヤンキーである鮫島が入門し、父のライバルの息子や同世代の力士たちと共に成長していく物語
相撲漫画だが主人公は細身なので、「押し相撲の限界」という事実が待っている
相撲の描写は面白くてわかりやすいくて良い、人物の発言のアクが強い激熱な作品。
鮫島最後の十五日
あらすじ✅
誰よりも相撲を愛しながらも、小兵と呼ばれる恵まれぬ身体。もがき…抗い…挑み続けた幕内力士、鮫島鯉太郎。
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。
体がむしばみながらも人生を相撲に捧げてきた主人公、鮫島 鯉太郎の相撲人生最後の十五日間“終わりまで”を描いた物語。
相手の力も引き出す真っ向勝負の相撲で、小さな身体は毎回傷を負い、一番ごとに限界を超えていき満身創痍になっていく鮫島 鯉太郎
悲壮感あふれる物語は鬼気迫る迫力があり、少年漫画の限界に挑んでる感がしゅごい。
作者の佐藤タカヒロ41歳で亡くなられたため事実上の未完となっている
しかし未完であるがゆえに美しさと儚さの混ざった完璧な終わり方。
構想がどんなだったか気になる...鮫島が肉体の限界を迎えて燃え尽きるのか、優勝して鮫島の四股名が最後になるのか、色々考えてしまう。それもまた一興。
さくらのはなみち
あらすじ✅
女人禁制の男の世界、大相撲。相撲部屋に産まれながらも、女ゆえに横綱になる夢を諦めざるをえなかった元女子相撲世界チャンピオンの常盤桜子。
横綱になれないなら創ってみせる。
彼女が自分の代わりに目をつけたのは、うだつのあがらないボクシング選手・藤原だった。
相撲部屋の娘に生まれ、相撲の才能にも恵まれながら、女ゆえ力士になれない巨乳美のヒロインが、横綱をプロデュースしようとする物語。
元アマチュア相撲世界王者の女性が芽の出なかったボクサーを力士にし、横綱目指して鍛える。指導が理論立っていて新感覚の相撲漫画として大変面白い。
のたり松太郎
あらすじ✅
落第を繰り返し、19歳ながら中学校に通う松太郎。学校を早退した松太郎は、いつものとおり廃坑へ行き、小遣い稼ぎに西尾の石炭運びを手伝うことに。
ところが、松太郎のリヤカーが道をふさいでいたため、うしろから来た運送会社のトラックとさっそく一悶着。荒くれ運転手相手に、松太郎は怪力ぶりを発揮し……
『あしたのジョー』を描き終え三か月後にたちばてつや先生が73〜98年にビッグコミックで連載されていた相撲漫画。
怠け癖と度々起こす暴力沙汰で、中学校を三年も留年した主人公が、相撲界にスカウトされ人並み外れた怪力と体格を武器に相撲界を生き抜いていく物語。
相撲が題材だが、飲酒・恐喝・暴行当たり前、さらに中学生でありながらストリップやトルコ風呂に出入りする。そんな破天荒な主人公の日常をメインに描いた作品。
ごっちゃんです!!
あらすじ✅
有望な新人をさがす相撲部員の耳に届いたその力強い声。大関の息子と目される一年C組・後藤秀輝。
だが意気込みとは裏腹に、なぜか実力は小動物並み…。
彼のあだ名は「ごっちゃん」です!!
「みどりのマキバオー」で有名なつの丸先生の作品。
努力・友情・勝利3要素を見事なバランスで、下品なギャグとハゲモブなどが目立ち打ち切り作品ではあるが、やはりベテランの作品だけあって抜群に面白い
ああ播磨灘
あらすじ✅
天下無双の横綱、その名は播磨灘(はりまなだ)!自分を横綱の中の横綱と言い切り、一度でも負けたら引退すると豪語する、新横綱・播磨灘。
土俵入りでは仮面をかぶり、対戦相手を徹底的に叩きつぶす、非人道的な取り口。
相撲界の禁を破り、観客の怒号をものともせず、播磨は破竹の連勝を続ける!
負けたら引退すると宣言して勝ちまくる横綱・播磨灘のお話
主人公播磨灘が横綱になったところから始まる珍しいストーリー。
「一度でも負けたら土俵を降りる」という誓いの元戦い続ける。
負けられない緊張感、最初から最高位、男と男の信念のぶつかり合い
型破りの横綱・播磨灘が、何かというと「伝統」「品格」持ち出してやかましい相撲協会に反抗、自分の思いのままに生きてゆく痛快で豪快な相撲漫画
嗚呼どす恋ジゴロ
あらすじ✅
角界のジゴロ、男芸者と呼ばれ、力士全員を敵に回している恋吹雪。しかし本人は、自分が敵役になることで相撲人気が上がるなら結構と、意に介さない。
稽古総見で恋吹雪が全く歯の立たなかった大関・正道山は、強さ、人格ともに賛される男だった。
画家の海原梅三郎は、老齢のために若妻の幸絵を抱くことが出来ないことを気に病み、正道山に幸絵を一夜だけ託そうとする。
しかし梅三郎の絵と才能に惚れて後妻に入った幸絵は、正道山と恋吹雪の勝負で、抱かれる相手を決めると宣言した…
相撲漫画だけど相撲漫画じゃない夜の大一番を描いた相撲漫画
関脇のイケメン力士が女とセックスしまくって、土俵でも粋なところを見せるというトンデモ漫画、土俵も寝床も男の舞台「勝負」しまくる煩悩の塊のような作品。
異世界ちゃんこ
あらすじ✅
大相撲初場所、千秋楽。二場所連続優勝を果たした大関・高良山は、念願の横綱昇進を確実なものにするはず――だった。
しかしその瞬間、目の前には巨大なモンスターが!?
高良山は魔法によって異世界に召喚されてしまい…!?
元の世界に戻る手段が分からない上に、腹も減った。
「そうだこのモンスターで、“ちゃんこ”にしよう!」
横綱昇進がほぼ決まった大関の高良山が異世界に召喚されて、元の世界に帰る方法を探しながらモンスターを食材にちゃんこを作りながら冒険する物語。
奇抜な設定だけど、裸の横綱が出て料理を作るだけで面白いし一発ネタでもない
モンスターを食材にしてちゃんこを作るのが主軸としつつ元の世界へ戻るための旅もきっちりと描いていて、展開としても面白い
「地球の調味料が、どんなものでもどれだけの量でも出てくる缶」の能力と、魔物等を使った料理のレシピが出てくるのもバラエティーに富んでいて面白い
異世界に飛ばされた力士がつくる美味しいちゃんこ
りきじょ
あらすじ✅
弓道推薦で入った高校で弓道に挫折した明石丸美。退学を迫られた彼女が、藁にもすがる思いで辿り着いたのは相撲の道だった。
少数ながらも真剣に取り組む女子相撲部[りきじょ部]の面々。
その姿に身も心も打たれた丸美は入部を決意。
弓道のスポーツ推薦で高校に進学したものの、とある事情から挫折し、女子相撲の道を歩み始めたぽっちゃり女子・明石丸美を描いた物語。
作者がエロ漫画出身なだけに、エロ要素はあるものの、スポーツとして女子相撲をキッチリ描写している熱い内容。
ストーリーは真面目な女子相撲漫画なのに、ヒロインのむちむち肢体ばかりに目が行ってしまう罪な漫画
あとがき▼
同じ相撲が題材の作品でも個々に違う魅力を持った作品を紹介しました。
相撲という若者ウケが難しいスポーツをうまくエンタメに昇華させている漫画家さんには脱帽です
今後も素晴らしい作品に期待していきたいです
以上「おすすめの相撲漫画」とうい記事でした