「うえきの法則」という作品をご存知でしょうか
「うえきの法則」は、週刊少年サンデーで連載されていた、次の神を決めるため、神候補が中学生に能力を与えて戦わせ、その人間を頂点に導くことを競い合うゲームを描いた物語です。
あらすじだけに見ると普通の異能力バトル漫画に見えますが、ほかの作品にはない「奇抜」な能力を使ってのバトルなど、ここでしか読めない作品となっています
今回はそんな「うえきの法則」のあらすじなど見所を紹介していきます
「うえきの法則」バトル漫画を見飽きたあなたにお勧め
「うえきの法則」福地翼先生による作品で、単行本は全16巻、累計発行部数は350万部
正義感の強い中学生・植木耕助が異能力を駆使して戦う姿を描いており、『○○を○○に変える能力』でお馴染みの斬新な能力に、秀逸なストーリー構成と伏線で多くの読者を魅了しています。
アニメ化もされている作品
『うえきの法則』は2005年にテレビ東京にてアニメ化されています。
アニメの製作チームには、シリーズ構成に「ひぐらしのなく頃に」「アイシー21」等の人気作品を手掛ける川瀬敏文さんを起用し、アニメーション制作はスタジオディーンが手掛けています
アニメの主題歌として有名だった倖田來未の「No regret」と鳥谷ひとみの「ファルコ」、うえきのアニメを見ていない方もこの曲は知ってる!という人はとても多いのは、ないでしょか?
「うえきの法則」をざっくり説明
ここからは「うえきの法則」のあらすじを若干のネタバレを交えてご紹介
内容は、少しガッシュに似ていて、神様候補が少年少女に超能力を与え戦い合わせ、残った最後の一人に「自分の好きな才能を何でも手に入れられる『空白の才』を与えられ、それを勝ち取るためのキャラそれぞれの背景も描かれてみんな魅力的。
戦いに不利な能力を創意工夫で戦う
能力(ちから)とは、神候補100人によって選ばれた中学生だけがもらえる天界力。
ちなみに、もらえる能力は必ず"何かを別の何かに変える能力"になる。
一見しょぼい能力(ちから)でも、組み合わせたり、条件を整えたりして、知恵と工夫で強大な能力者から勝ちをもぎ取るのがこの作品の何よりの魅力
- ゴミを木に変える能力
- 相手をメガネ好きに変える能力
- 手ぬぐいを鉄に変える能力
- ビーズを爆弾に変える能力
- 声を似顔絵に変える能力
- 理想を現実に変える能力
強い能力ほど発動条件が厳しく、パワーバランスが取れてるので、バトルものとして非常に面白い。能力ものが好きな人には是非とも読んでもらいたい作品。
話の運び方、伏線回収 、ラスト
「うえきの法則」序盤で説明された「能力者以外の人間を能力で傷つけた場合一撃につき1つ才がなくなる。」って前フリを、ラストバトルでラスボスが能力を捨てて一般人化して攻撃を受け、才数を0にして消させようとする
- 一般人に攻撃すると才が1つ消え0になると消滅というルール
- ラスボスが能力を捨て一般人になり攻撃でさせなくさせる
天界人の持つ武器の「神器」、能力がレベルアップする「レベル2」
少年漫画のカタルシス、ワクワク感を持続させつつ高揚させ、最後は忘れかけられていた根本のシステムである「才」をフルに活かしてクライマックスを演出する
次回作でも自らの色を出す福地翼さん
「うえきの法則」をはじめとした福地翼先生の能力バトル漫画は、すべからく「変な」能力を時におもしろおかしく、時に予想外の使い方でバトルに勝っていくストーリーが魅力だと思うし大好きなんだよなぁ。
“溺死することでその日の朝に戻る能力”で多くの人々を救った主人公が活躍する「サイケまたしても」では、ラブコメ方面で活かしてくれててもう天才じゃん
最後に▼
「うえきの法則」のあらすじや見所などをの紹介を行いました。
全16巻という読み易い長さで完結してること、バトルのドキドキ感の作り方、魅力的なキャラなど、とてもお勧めしやすく必見です
是非この20代ホイホイ漫画「うえきの法則」を手に取ってみてください。