『ヤオチノ乱』あらすじ/感想・見所について
当記事では、都心部でリアル忍者が隠れんぼバトルロイヤルを描いた「みんなが求めていた逃走中」って感じの作品「ヤオチノ乱」の魅力をご紹介します。この記事を読めば、あらすじや見所を十分理解できる内容となっているので是非最後までご覧ください。
『ヤオチノ乱』について
まずは『ヤオチノ乱』の設定やあらすじ・概要について紹介していきます。
作品の概要について
あらすじ…
スパイ天国と称される我が国にあって、本当は世界最強の諜報集団が存在し、護国の柱となっているのをご存知だろうか? いわんや忍者のことである。「八百蜘」なる一族に生まれ育った少女・キリネは、とある「大会」に参加していた。
その表向きの目的は、日本代表の忍者を選抜すること。しかしその実態は、四日以内に他の参加者を間引かなければ自身が絶命するという凄絶なるサヴァイバルであった。
現代の日本を舞台に都市部サバイバルによる選抜試験を受けるお話、派手ではないが、常に緊張感があって非常にガチ、人間としてできる範囲のことで諜報し、追跡し、罠を張り、策謀を巡らせ先手を打ち裏をかきと、静かにスリリングに物語が進んでゆく。
『ヤオチノ乱』の見所(ネタバレなし)
めちゃくちゃヒリつくリアル忍者活劇を魅せてくれる『ヤオチノ乱』のおすすめの見所を厳選してご紹介します。
緊迫感溢れる、バトルロイヤルもの
現代忍者の冒険の日常と池袋を舞台にした日常生活の冒険
「ヤオチノ乱」は前述した通り、池袋を舞台に現代忍者の日常と次世代を担う忍が現代の街中で人知れず狩り合うという内容、道を歩けば諜報員にぶつかる狂った状況の中、制限時間内に1人も狩れないと死ぬ鬼設定…観察眼・体術・罠を駆使した極限バトルロイヤル
現代に忍者という職種が存在していたら…という設定ですが、現代の中に入ってくる忍者の描写がとにかくカッコいい作品です。
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ビックリ能力は出てこない
現代に潜む忍者のスパイアクションものの漫画ですが、"忍術"が魔法や超能力の類ではなく、「変装」「尾行」「撹乱」「罠」と優秀な体術とそれを効果的に発揮して隠密行動を完遂する知力と観察眼がこの漫画の魅力の一つ、基本的には身体能力と観察・洞察に基づくという造りなのがリアリティを出していて面白い。
緊張感の演出が唯一無二、現代社会に溶け込んだ忍術で一見地味に移りますが、理屈詰めでのスパイ活動は読んでいてとても面白い。火出したり、煙出したり「最近の忍者派手すぎだろ」って思ってる人におすすめです。
大人の事情…打ち切り?
「ヤオチノ乱」は大人の事情か3巻で打ち切りになっている、ちなみに紙媒体では1巻しか出ていない、3巻はスパイ要素も出てきて最終巻Amazonレビューでも80件以上もついてて、高評価祭りなのに何とかならんもんなのかな…
これから、という展開で終わっていますが綺麗に締められていると思います。
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「ヤオチノ乱」おすすめです
最後までご覧いただきありがとうございます『ヤオチノ乱』を紹介しましました。物理法則を無視しない範囲で忍者が忍者してる非常に緊張感に包まれている作品です、興味があれば是非読んでみて下さい。