『どるから』あらすじ/感想・見所について
K-1の創始者「石井和義」がトラックに跳ねられ死亡、女子高生に乗り移って第二の空手人生を送るという物語の「どるから」格闘描写と女の子の可愛さだけでなく、大規模イベント運営の難しさや格闘技マーケティングの解説など見所目白押しのこの作品の魅力をご紹介していきます。
この記事を読めば「どるから」の内容、魅力が十分分かる内容になっているので最後までご覧下さい。
『どるから』について
まずは『どるから』の設定やあらすじ・概要について紹介していきます。
作品の概要について
- 原作 石井和義
- 作画 ハナムラ(@_hana_mura)
- 脚本 龍造寺慶
- 掲載誌 WEBコミックガンマ
- 巻数 既刊8巻(2021年11月現在)
あらすじ…
脱税の罪で実刑判決を受けたK-1の創始者・石井館長。1年間の刑期を終え静岡刑務所を出所した石井館長だったが、その直後、トラックにはねられ即死。
そしてその魂はなんと女子高生・一ノ瀬ケイに乗り移ってしまう!
「原作者本人が自分を殺してJKに転生して潰れかけの道場を再建する」こうやって文字だけで説明しても面白い題材だけど、格闘技の舞台と経営をリアルに描き、どんどん話の規模が拡がってきてめっちゃ楽しいです。
『どるから』の見所(ネタバレなし)
ここでは『どるから』のおすすめの見所を厳選してご紹介します。
K1創始者のおっさんがJKに転生して空手ビジネスする
「どるから」は、K-1プロモーターの石井館長が脱税で収監されていた刑務所から出所直後にトラックに跳ねられて死亡し、同時に死にかけていた女子高生(経営不振の空手道場跡取り)に転生し、空手道場を再建しながらリング内外でファイトする今までにないタイプの格闘経営漫画になっています。
主人公の女の子の中身がおっさんなので嫌いな人は嫌いかもしれんけどなろう系いけるならぜひ読んでほしい、少し違った読後感が味わえると思います。
「石井館長が女子高生に転生する漫画をお探しの方非常におすすめです。」
格闘技漫画というより、経営やマーケティング
「どるから」の面白さは奇抜な設定だけでなく「経営危機の道場を兼営者目線から立て直していく」というサクセスストーリーにあり、 大規模運営の難しさや格闘技マーケティングの解説がぼんぼん出てくる。
今時のマーケティング戦略や空手のフランチャイズ化やJK-1格闘技Abema LIVE配信して確実に事業拡大していくので、豆知識多くロジカル的な道場再建計画が大きな魅力。
美少女が格闘技で闘う
空手家のヒロイン(中身は石井館長)が主人公なのに凶器を使うのが斬新。
転生先が女子高生の体なのもあるけど、転生モノ特有の主人公無双しまくる展開とはならず、苦戦もするし、入念な下準備をしたり弱点を執拗に攻めたり逃げ道を確保したり凶器でもなんでも使って状況を打開する点も面白い。
襲いかかる不良を次々なぎ倒していったり、実践的な喧嘩ノウハウや経営の話が出てくる2010年代のホーリーランド合気道や喧嘩指南が出てくる。
毛色は少し違うけど「ホーリーランドが好きな人はおすすめ
最後までご覧いただきありがとうございます。『どるから』を紹介しました、女の子かわいいし、内容おもろいし、テンポが良い。ホーリーランドとか好きな人には良い作品だと思う。興味があれば読んでみて下さい。 題材に魅力を感じれば表紙買いOKです。