『猫のお寺の知恩さん』のネタバレ・感想(見所紹介)
ビッグコミックスピリッツで連載され話題となった作品。
田舎のお寺で素朴なお姉さんと男子高校生が一緒に生活するストーリー。
愛くるしい猫。ほのぼのした生活。
まったりしていて、時折り挟まれるフェチ溢れるのどかなラブコメとなっています。
当記事では『猫のお寺の知恩さん』のあらすじや登場人物、見所を僕の感想を交えて紹介していくので是非目を通してみて下さい。
作品情報
まずはこの作品の概要とあらすじを説明します。
概要▼
- ジャンル:青年漫画
- 作者:オジロマコト
- 出版社:小学館
- 掲載誌:ビッグコミックスピリッツ
- 巻数:全9巻
あらすじ▼
家から出たい一心で田舎の高校へ進学することにした少年・須田源は、高校進学と同時に遠縁の親戚の元へと下宿することになる。
そこは幼少期に一時期身を寄せていたことがある古寺であり、3つ年上の再従姉・古寺澤知恩も住んでいた。
同居生活を始めた源は、隙の多い知恩に対して悶々とした日々を送ることとなる。
須田源は高校進学と同時に遠縁の親戚のもとへ下宿することになる。
そこは幼少期に一時期過ごしたことのあるお寺であり、いとこの知恩も住んでいた。
高校入学を期におっとり美人の従姉と住むことになり、いつしか淡い想いが…?
男子高校生の猫いっぱいのお寺での恋と青春と、のんびり生活。
主人公二人の関係にどのような決着をつけてくれるか目が離せません。
『猫のお寺の知恩さん』のメインとなる登場人物
『知恩さん』の主な登場人物を紹介していきます。
須田 源
高校1年生、思春期真っ盛りの16歳。
家族と反りが合わず、高校進学と同時に遠縁の親戚のもとへ下宿することになる。
そこは幼少期に一時期過ごしたことのあるお寺であり、そこに住むいとこの同居人である知恩に対し、悶々とした感情を抱くようになる。
古寺澤 知恩
住職がいなくなったお寺を切り盛りする太眉のおっとりお姉さん
可愛いけど底が知れてないキャラで、面倒見のいい大らかな性格。
ちなみに知恩のお婆ちゃんは全てを見通した上で、必要以上な事は言わないタイプのキャラとして描かれている。
『猫のお寺の知恩さん』の見所を4つほど…
最後に見所を厳選してお伝えします。
年上のお姉さんとの同居ラブコメ
年上女性に憧れる男子高生の淡い恋心
信じられないくらいの超作画とお尻と猫に目がいってしまう…
ほんわかのんびり年の差恋愛模様
漠然とした憧れやただの従弟という意識が異性としての恋愛感情にシフトする様子がゆっくり丁寧に描かれていて素晴らしい
ストーリーは高校生の男子が下宿先の親戚のお姉さんにドキドキ
甘酸っぱい青春ものだけど、青年誌だから少女漫画みたいなこっぱずかしさはない。
季節感も相まってノスタルジック。
よつばとの延長線上の作品感ある世界観も魅力の一つ
近年稀に見るフェチ漫画
『猫のお寺の知恩さん』は作者のフェチが溢れた作品です。
尻!尻!尻!フェチを存分に感じれるのもこのマンガの大きな魅力
「普通のお姉さん」の魅力を丹念に抽出したような漫画
ジーンズ越しの尻の作画だけでかなり高レベルの変態であることが窺われるが
距離感の絶妙さとむっちりフェチと、猫たちと、高校生活と、とてもいい雰囲気
作者のフェチがひしひしと伝わってきて実に良いです。パツパツのジーンズは正義。
ちなみに、この作家さんは絶対100%お尻フェチだ!!
と思ったら、オジロマコトさんは女性でございました。
ゆったりとした田舎に、猫がいっぱい
タイトルにあるように猫がよく出てきます
基本は年上素朴お姉さんとのラブコメなんだけど、猫描写がすごい。
いつもどこかに猫がいる。猫の仕草が、表情が、リアルかわいい。
猫好きが求めていた猫の絵がこの作品にはあります。
安定のゆるやかな田舎時間経過が楽しめる。
スピード感重視のマンガ界でこの作品は凄くゆっくりコマの隅々まで味わえる。
青年誌ゆえの画も良いアクセントになっており、キャラクタの一挙手一投足や背景の細部までにこだわった作画がとても魅力的
猫好きにらはたまらない猫あるある事象が細かく散りばめられつつ、ゆ~ったりと時間が流れていく、そんな作品の空気感が何よりの魅力なのかもしれない。
まとめ▼
以上で『猫のお寺の知恩さん』の紹介を終わります。
スローな日常生活を中心に進めながらも、各キャラクタの思考や迷いなどのシリアス描写も要所で交えて、メリハリが効いた話運びで、安定して読める
ページの端から端まで猫だらけな上に青春物な上に、どことなくエロがにじみ出ててとても良い、終始ほっこりできるのでおすすめです。是非読んでみて下さい。
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