感想/見所紹介『ライドンキング』異世界プーチン漫画

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異世界にプーチン 『ライドンキング』あらすじに感想・見所

最強大統領が異世界に行っちゃうと、某所で話題の『ライドンキング』一見出落ちで終わる一発屋系の漫画のように見えますが、画力が高く、設定等かなり練り込まれて作られている王道の異世界冒険ファンタジーとなっているので、その魅力をご紹介させて頂きます。

この記事を読めば『ライドンキング』のあらすじ、見所を十分理解できる内容となっているので、是非最後までお付き合いください。

 

合わせてどうぞ

 

 

プーチンが異世界転生『ライドンキング』のあらすじ▼ 

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まずは『ライドンキング』の作品概要と大まかなあらすじについてご紹介します。

 

作品の概要について▼

  • ジャンル:異世界転生・格闘ファンタジー
  • 作者:馬場康誌
  • 掲載サイト:月刊少年シリウス
  • 巻数:既刊7巻(2021年10月現在)

あらすじ…

武術・格闘技の達人であり、強い男を尊ぶプルジア国民から絶大な支持を受けている男、プルジア共和国終身大統領アレクサンドル・プルチノフ。ある日、愛虎アスランにまたがり政務に向かう途中、テロリストの襲撃を受ける。テロリストは難なく返り討ちにした大統領だったが、この襲撃で起きたあることをきっかけに気を失ってしまう。目覚めた大統領の目の前に広がる光景、それは人間とモンスターが共生する異世界だった!

作者はヤンマガで「空手小公子小日向海流」を描いていた馬場康誌先生。

人も政治も乗り物も動物でさえ「乗りこなした」大統領(プーチン大統領っぽい人)が熊や虎に飽き足らず、持ち前の武力と知力で、ワイバーンやケンタウロスを乗り回す、真面目の皮を被った異世界プーチンもの、という異色の漫画

 

合わせてどうぞ

 

『ライドンキング』の登場人物たち(ネタバレ含む!)

 『ライドンキング』には、主人公のプーチンっぽいキャラを始め、モンスターなど、様々なキャラたちが出てきます。そんな彼らをご紹介していきます。

 

アレクサンドル・プルチノフ

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(出典:ライドンキング)

小国プルジア共和国を15年前に、武力を持って独立させた(顔も体格も◯―チンにそっくりな)プルジア共和国の大統領・プルチノフ。

とにかく「騎乗する」事が大好きで、ハイオークやワイバーンなどの生物の乗り心地に酔いしれ、騎乗休暇(ライドンタイム)を始める。

オキナワの古流「カラーテ」を始めとする数々の格闘技に精通し、トラックやクマを素手で投げ飛ばすが、善の相手には無理に騎乗せず敬意を忘れないなど、強さに加えて優しさを持つ、非常に高感度の高いキャラクター。

 

テムル/アスラン

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(出典:ライドンキング)

プルチノフが公務の移動用に騎乗(ライドン)愛虎アスラン。

駐虎の際はコインパーキングに繋がれる。シリウスとコミックでは虎の名前が違う(アスラン/テムル)のはなぜだろう。

 

大統領のパーティメンバーは3人の可愛い女の子

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(出典:ライドンキング)
  • サキ・スクイーダ・魔法剣士で冒険者
  • ベルベディア・デルーシア・魔法使い。サブクラスは錬金術師。
  • カーニャ・カンナリエン・ハーフエルフ・精霊使い

サキ・ベル・カーニャみんな程よくゲスく可愛いヒロイン

 

キャラ良し作画良しストーリー良し『ライドンキング』の見所3選(ネタバレなし)

プーチンが異世界に転生するとかいう訳の分からないストーリーと思いきや、『ライドンキング』にはおすすめの見所がたくさんあります。その中でも注目すべきおすすめの見所をご紹介していきます。

 

チート主人公が騎乗(ライドン)する

異世界に飛ばされて無双するという、今ではありきたりな話なのだが、その目的は「まだ見ぬ生き物に騎乗するため」と純粋なもの「発想の勝利」

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(出典:ライドンキング)

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(出典:ライドンキング)

ワイバーンだろうとケンタウロスだろうと乗りたがる主人公の騎乗欲、主人公チートに関しては「だってプーチン」だもんと言う事で片が付くと思うが、トラックを背負い投げしたり、ワイバーンにドラゴンスクリューかましたりと、文字に起こすとパワーワードだらけになるヤバイ漫画

 

高い画力+ファンタジーとしてもしっかりしている。

よくある異世界モノが題材なんだけど、やっぱ実力のある人は凄え!

作者は空手小公子で有名な馬場康誌さん。異世界モノでも主人公に魅力があれば面白くなるのがよく分かる。

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(出典:ライドンキング)

この作品はアフォな設定を前面に出した漫画に見えますが、高い画力+王道で、ストーリー性のちゃんとしたハイファンタジー、設定の細かさなど、地力が高く、異世界モノもしっかり描けばここまで面白いぞってのがよく分かる、ファンタジー好きにも非常にオススメの漫画です。

 

ファンタジー世界の生態系についての考察

特に面白いのがモンスター(亜人や人馬族)の生態に対する作者独自の考察

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(出典:ライドンキング)

この要素が作品の魅力の下地になっていて、魔物の生態の描写とかダンジョン飯に通ずるものがあるのも、この作品の大きな見所となっています。

 

某プーチンファンタジー:「ライドンキング」を紹介しました

最後までご覧いただきありがとうございます。『ライドンキング』を紹介しました。要約すると変態のおっさんが異世界で無双しながら(騎乗する)漫画です。ありがちな異世界作品に飽きていたら読んでみて下さい、ファンタジー好きにもおすすめの作品です。