くだらない事を全力で…『監獄学園』ネタバレ/感想│下衆ギャグ漫画系の最高峰

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こちらの記事は『監獄学園』のネタバレ・感想記事となっています。

ネタバレなどは極力控えていますが、未読の方は注意してください

 

お下劣ギャグ、ハーレム要素まで組み込んだ高度な下ネタギャグ漫画『監獄学園』

下ネタと男子の最低な性格を描く事にかけては他の追随を許さない、予想を反し馬鹿な5人の男たちが馬鹿なことをする名作((・・?)となっています。

 

当記事では『監獄学園』の登場人物にあらすじ、見所を僕の感想を交えて紹介していくので是非最後までご覧ください。

 

 

作品情報▼

まずは作品概要とあらすじについて説明していきます。

 

概要

  • 作者:平本アキラ
  • 掲載誌:週刊ヤングマガジン
  • 巻数:全28巻
  • ジャンル:シチュエーションギャグ

 

共学化したばかりの元女子高に入学した5人の男子生徒が、女子風呂を覗いた罪で裏生徒会の手により懲罰棟に投獄されたことから始まるストーリー

 

タイトル通り学園で監獄に入れられ脱獄を目指すのですが、収監の理由も脱獄の方法も何もかもがおバカで下品、一言で言うとカオスな作品です。

 

 

 

『監獄学園』の登場人物紹介

ギャグ漫画ならではの魅力が詰まった「アク」の強すぎる登場人物を紹介していきます 

 

藤野 清志:キヨシ 

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(出典:『監獄学園』)

 

女の子が沢山いるので入ればすぐに彼女ができるだろうという、邪な動機で私立八光学園学校に入学たものの、蓋を開けてみると想像以上の男女比に少々尻込みしている。

 

初めて会話した同クラスの千代に片想い。

千代と相撲観戦デートに行くために、ガクトと共謀して1人目の脱獄者となる

 

諸葛 岳人:ガクト

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(出典:『監獄学園』)

 

次々と名案/迷案を思いつき実行していく「練馬一の知将」ガクト。

一人称は小生、語尾はゴザル、挨拶はいやぁ~乱世乱世

三国志ガチ勢のキモオタのはずが、本編見ると普通に親友思いの天晴な義将で、まさに智将の名に恥じぬ働きぶりの男気に溢れる練馬一の知将

その発想力と実行力と熱さでバカな展開を次々に生み出していく牽引力は圧倒的

 

個性派ぞろいの男子たちの中でも、ガクトの存在感は随一。

これだけ頭ぶっ飛んでいると逆に好きになりますよ!

 

若本 真吾:シンゴ

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(出典:『監獄学園』)

 

いつもがっちりリーゼントがトレードマーク。

天然かつ、女性に対してはウブ。キヨシとは中学からの友人。

キヨシとガクトがゲイだと誤解された際も寛大に見守っていた。

 

根津 譲二:ジョー 

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(出典:『監獄学園』)

 

いつもフードを被っている。

物静かだが毒舌を吐く。ガリガリで病弱。

口内炎が酷く、咳き込むと吐血してしまう。ペットのアリを溺愛。

ヤケになって暴走すると一番手が付けられないタイプ

 

安堂 麗治:アンドレ

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(出典:『監獄学園』)

 

群を抜くマゾすぎる巨漢。性への好奇心が強い。

芽衣子のお仕置きに喜びを感じているが、花からのお仕置きは好きではない。

お仕置きの禁断症状に陥り狂暴化することも。

 

リサによって心身ともに支配され、表生徒会最強の魔獣となった。 

 

栗原 万里

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(出典:『監獄学園』)

 

裏生徒会会長。理事長の娘であり、千代の姉。

カラス・合気道を操り、学園を影から統べるカリスマ。

 

父との確執と潔癖な性格から男そのものを嫌悪しており、DTO(男子退学オペレーション)を画策する。

 

白木 芽衣子

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(出典:『監獄学園』)

 

裏生徒会副会長に心酔する右腕

全体的にはみ出し気味の悩ましげなダイナマイトボディの持ち主

主人公キヨシ達にとって倒すべき敵のはずが、キヨシたちとガチで腕相撲したり、ガクトのバッタ丼のためにバッタを自ら捕まえに行く良い人っぷりが素敵← 

 

緑川 花

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(出典:『監獄学園』)

 

裏生徒会の書記を務める。

一見、ファンシーな雰囲気を漂わせるゆるふわ系女子だが、 実は空手でインターハイベスト4の実力を持ち、瞬殺の蹴りを繰り出す

体育会系の暴力女子、男子達からは「暴君」と呼ばれ恐れられている。

 

ちなみに、素足にローファーを履いている

制服裸足娘で、スカートの下には、ハーフパンツを履いている

キヨシに小便をかける復讐を計画し、一進一退の死闘を繰り広げた。

 

栗原 千代

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(出典:『監獄学園』)

 

キヨシ(藤野清志)のクラスメイトでキヨシが入学して初めて会話した女子

キヨシのクラスメイトで相撲好き。理事長の娘であり、万里の妹。

 

囲碁や相撲など和が好き、相撲好きとカラス好きには悪い人は、いないという信念を持っている、キヨシに対しては常に性善説をもって接している。思い込みが激しい。

 

 

 史上最高に笑えるギャグ漫画?見所3選(ネタバレ含む)

ここでは「監獄学園」の見所を絞ってお伝えしていきます。

 

男共のバカな思考が丸出し

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(出典:『監獄学園』)

 

馬鹿なこと(しょうもない)を大真面目に全力でやりきる熱量が人を惹きつける

主人公が端から見れば下らないことに「必死」になればなるほど読者は面白い。

この「必死」は「おどけ」ではなく「無我夢中」ってのがこの漫画最大の特徴

 

画力の無駄遣いとはまさにこのこと。

迫真の際のキャラたちの表情やシリアスな空気感が

ちょいエロギャグ漫画というジャンルか、設定がおバカすぎて楽しい。

 

キャラの立ったキャラの性格や思考、発言がいちいちバカで腹筋が痛すぎるほど笑える

ほとんどの男の思考や欲望が凝縮されていて、男の馬鹿さがホント分かる漫画

 

「アク」のお強すぎるキャラたちの必死過ぎる姿に注目してみて下さい。

 

ストーリー展開とバカバカしさ

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(出典:『監獄学園』)

 

この作品は、女が大半を占める学校に入学した男5人が、その学園を牛耳っている「裏生徒会」に疎まれ、嵌められ、校内にある監獄に閉じ込められる所から物語が始まる。

 

あらすじからも分かる本当に馬鹿馬鹿しいしバカしかいない作品ですが、『監獄学園』には、きちんとしたストーリーがあります。紆余曲折あるストーリー展開も魅力

友情・恋愛・裏切り、甘酸っぱい出来事が「監獄」というフィルターを通じて「学園もの」を構成していて、そういうストーリー的な面でも楽しい作品となっています。

 

エロすぎ+画力

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(出典:『監獄学園』)

 

画力の無駄遣いとはまさにこのこと。

高い画力で描かれた迫真の表情のしょーもないギャグのミスマッチ具合が秀逸で、キャラの表情が豊かで気持ちが伝わってくる。

 

しかし、フェチ溢れるエロ描写が満載な内容ゆえに人を選びそうではある。 

練り込まれたストーリーもカメラワークも画力も、全てはギャグを際立たせる為の事

 

まとめ▼

最後までお読みいただきありがとうございました。

下ネタは多いものの、バカなことを真面目にやるというのが最高に笑える

いい意味でくだらなさすぎて、読むと諸々どうでもよくなるのでオススメです

 

 

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