泣ける…。『妻、小学生になる。』ネタバレ/感想(見所紹介)

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『妻、小学生になる。』のネタバレ・感想(見所紹介)

 

10年前に亡くなった妻が転生して小学生の姿で家族の前に現れるストーリー

家族の大切さを再認識することができる

Twitterで「泣ける」と大反響となった作品です。

 

こおのページでは『妻、小学生になる。』のあらすじや登場人物、見所を僕の感想を交えてご紹介していきます。

 

 

『妻、小学生になる。』作品情報・wiki風

まずは作品の概要とあらすじについて説明していきます。

 

作品の概要▼

  • 作者:村田椰融
  • 掲載誌:週刊漫画TIMES
  • 巻数:既刊3巻(2019年10月16日現在)
  • ジャンル:青年漫画

 

 

あらすじ▼

10年前、妻を亡くした愛妻家の新島圭介はずっと失意の中にいた。

だがある朝、小学生の女の子が、自分は他界した妻だと言ってやってくる。

こうして、小学生の姿をした妻との人生が再び動き始めた!


引用:妻、小学生になる。 | 週刊漫画TIMES

 

10年前に妻を亡くした父とその娘、彼らの前に現れた妻の生まれ変わりと言い張る小学生の少女との交流を描いたストーリー。

 

タイトル怪しいですが亡くなった妻だけを愛する不器用な夫と家族の尊いお話です。

 

『妻、小学生になる。』の登場人物

次に登場人物を紹介していくよ

 

新島 貴恵 /白石 万理華

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(出典:『妻、小学生になる。』)

 

10年前に事故で他界するが、輪廻転生をして小学生の白石万理華の中に新島貴恵の意識が目覚める。

夫・圭介と娘・麻衣のもとを訪れ、再び家族としての時間を取り戻そうとする。

 

新島 圭介

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(出典:『妻、小学生になる。』)

 

新島貴恵の夫。

貴恵を事故で亡くして生きる意味を見失ってしまったが、輪廻転成した貴恵のおかげで再び生きる喜びを見つける。

貴恵に対してずっと思いを寄せており、再婚はせず娘の麻衣と二人で暮らしている。

 

新島 麻衣

貴恵と圭介の娘。20代後半。彼氏なし。

輪廻転成した貴恵のおかげで前向きな姿勢を取り戻し、就職して働きに出る。

 

白石万理華の母

貴恵が転成した肉体・白石万理華の実の母親。

去年、離婚しており、そのせいで家庭内が荒れている。

 

感動する 『妻、小学生になる。』の見所(ネタバレ少なめ)

見所をご紹介していきます。

 

真っ直ぐで汚れの無い物語 で泣ける

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(出典:『妻、小学生になる。』)

 

『妻、小学生になる。』っいうタイトルからは正直想像していなかった程、真摯に愛を描いた家族の再生物語。変化球が来ると思わせてどストレート

 

 ストレート過ぎて泣けると同時にどこか危うさすら感じる夫の愛情や、転生した事を「ただの奇跡」と言い放つ妻の気丈さ、色んな目線で考えて読むと余計にクル(´;ω;`)

 

家族の大切さを改めて噛みしめる事ができる

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(出典:『妻、小学生になる。』)

 

まず、設定から惹かれますが…

失っていた家族の時間を取り戻す。家族、友人、職場、恋愛とさまざまなアングルからストーリーを展開してて人物描写が上手く、すごく心に響いてくる

家族とのさり気ない日常って幸せなんだなと生活の中の1つ1つが愛しく思える作品です

 

決して画が上手いって事はないんだけど、それすらも味わい深く感じてくる

 

シリアスとギャグ、ほんのり泣かせる展開のバランスが絶妙

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(出典:『妻、小学生になる。』)

 

亡くなった人が帰ってくる奇跡を描いていながら、ただハッピーな話で終わらない

思った以上に複雑な要素がてんこ盛りでこの先の展開を予想できない。

心は妻でも体は別の家族の子供…お互いがこの先どうなっていくのか…先が気になる…

 

読んでいくと家族の優しさがあったり、シリアスな展開があったり、物語設定から生み出される笑いやコマ使いの笑い、物語作品として非常にバランスのいい漫画 

 

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まとめ▼

 

「次に来るマンガ大賞」11位に入った作品。

「妻、小学生になる。」週刊漫画Timesという媒体でこの順位凄い

 

元々は第9回ネーム大賞の入選作なので1話で完結していたはずの作品。

それがTwitterで拡散され、これだけ広がりを持った物語になっているのは作者さんの確かな力量なのだと思う。それだけにこの作品の"終わり"が怖くて仕方なくなってきているのは僕だけではないはず。

 

タイトルで読まない方はもったいないです ロリ要素皆無の家族物です

是非読んでみて感想をお聞かせください。