大学の学食で繰り広げられる年の差ラブコメ『うどんの女』をご存知でしょうか?
ストーリーとうどんとエロスが絡み合って、二人の妄想が爆発する絶妙な雰囲気の1巻完結漫画となっています。
そこで当記事では『うどんの女』の登場人物とあらすじ、見所を僕の感想を交えてご紹介していくので、最後までお付き合い下さい。
『うどんの女』の概要とあらすじ▼
まずは作品概要とあらすじについて説明していきます。
あらすじ▼
大学の学食、うどんコーナーで働く35歳でバツイチの女性が、毎日のようにうどんを食べていく男子学生のことを意識し、同時に、大学生も自分に対して過剰なサービスをする女性ののことが気になっていく… というあらすじ
つまり、大学の学食でうどんばかり食べる男子学生と、うどん調理係の35歳のバツイチ女性のじれったい恋愛ストーリー。
二人の距離感、頭の中の妄想が妙にリアルでクスッとくる。
シンプルだけど美味い素うどんのように、何度も食べたくなる物語。
『うどんの女』の主な登場人物
登場人物を紹介していきます。
村田 チカ
大学の学食で働く女性。
バツイチ、35歳独身。美大の学食でうどんを作っている。
美人でスタイルも良いが、35歳という年齢の事もあり自分が「おばちゃん」に見られているのではと気にしており
毎日のようにうどんを食べにくるキノが自分に気があるのではと考えている。
キノ
美大で油絵を学ぶ21歳の青年。
学食で毎日のようにうどんを食べ、そこで働く村田チカ と出会い、やがて惹かれていくようになる。うどんではなくカレーが好き。
『うどんの女』の見所を厳選
この作品を読むに当たって注目してほしい見所を厳選しました。
女性が年上のラブコメ
バツイチ出戻りの村田チカ35歳の仕事は学食のうどん屋のおばちゃん。
連日うどんオンリーの男子学生の木野21歳。
もうじれったいったらありゃしない。
美大生の男子と14才年上の大学食堂で働く女の人との恋愛モノ
ありふれた題材の年下男×年上女ものだけど、よくある年下男ガンガン攻め話ではないのが珍しい
背景があまり書き込まれてなくて白い感じや、ライバルや障害がそれほどなくつるつる進んでいく展開や、「あの人の長い髪に巻かれたい…」という欲望が絡まっていくさまがまさにうどん的という妙
お互いの妄想から始まる恋(エロい)
毎日顔を合わせてねぎやら玉子やらのやりとりをするうちに、お互いを意識するようになって(笑)うどんを介して妄想が広がり出す。
なかなか距離を縮められないもどかしさが楽しい
もやーっとした恋心?を描くのが上手で、独特な空気感で男女の思考(妄想)と共に物語が展開していく感じが面白く、揺れ動く感情がよくかけている
うどんに謎のエロさを感じる…
落ち着いた空気感
生々しさと爽やかさと可愛さが混じって、絵の雰囲気には落ち着きがあって、大人な空気を醸し出していらっしゃる。
ハンターハンター並みに白い背景。ゆったりとした短編映画みたいな雰囲気
背景をあんまり描きこんでないとこあっさりしてて、でも色気がある感じが魅力的で
優しくて柔らかな雰囲気と、正反対なのに互いを思いやる2人が素敵
ひたすら静かに進めていく空気感が面白い
まとめ▼
うどんはエロい。この作品を読み終わった後に、きっとそう思うはず!
出汁を丁寧に取った素うどんみたいな漫画です。
年上恋愛モノの入門、全1巻だし小腹を満たす位の気軽さで読むのにはちょうどいい作品なので、興味があれば手に取ってみて下さい。
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