感想/見所「シノビノ」黒船にカチコム58歳のジジイ忍者

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『シノビノ』あらすじ/感想・見所について

2017年い週刊少年サンデーにて連載されてた「シノビノ」忍者を主人公に58歳のじじい忍者とニッチで厨二な設定のイケオジ幕末ファンタジー漫画です。この記事を読めば、当記事では「シノビノ」のあらすじや登場人物・見所を十分理解できる内容となっているので、是非最後までご覧ください。

 

 

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イケオジ忍者『シノビノ』のあらすじ

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まずは『シノビノ』の設定やあらすじ・概要について紹介していきます。

 

作品の概要について

作品情報
  • 作者 大柿ロクロウ 
  • Twitter @ogakirokurou
  • 掲載誌 週刊少年サンデー
  • 巻数 全6巻

 

あらすじ…

時は幕末__忍びが最も活躍した戦国時代から遥か250年。侍すらも時代遅れになろうとしている幕末で、最後の一人となった忍びに、幕府からとある命が下る。

それは「黒船潜入」!すでに世間から忘れ去られた「時代遅れの時代遅れ」が、史実に残る、日本を懸けた極秘任務に挑む__

舞台は幕末、実在し〝最後の忍者〟と称された58歳の忍者、沢村甚三郎が「ペリー暗殺」の任を受け黒船に潜入するってすっげぇ物語。大活劇の中に、儚さや憂いも入り交じった読み応えたっぷりであります

 

『シノビノ』の見所3選(ネタバレ無し)

幕末でジジイで忍者という題材からして普通に描いても絶対面白くなりそうだけど、着眼点が面白いのでおすすめの見所を厳選してご紹介します。

 

独自の解釈で出てくる実在したキャラ

新撰組に坂本竜馬がラスボスとして登場したり幕末の有名人たちが従来の設定を超えぶっ飛んだ解釈で次々に登場。驚くべきことに主人公も実在の人物「沢村甚三郎」がモデルでちなみに黒船に潜入した実在の忍であるという文献も存在している。

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(出典:シノビノ)

 

主人公58歳最強忍者

戦国時代から遙か二百五十年、忍びの存在は既に忘れ去られていたが、甚三郎は幕府から黒船に潜入するよう命を下され、時代を動かす事件に関係していく。

最初数話のイントロダクションが終わって黒船に乗り込むあたりから俄然面白くなる。若造といいながら若者を技術や心理戦で倒し、主役クラスの敵を瞬殺していくシーンは忍者らしくて爽快。任務は殺しも含め頓着も葛藤もない、強ジジイはどんな作品のキャラでもかっこいい

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(出典:シノビノ)

少年漫画最高齢主人公は58歳。忍術についても作者はよく取材&調査していて甚三郎の用いる道具や戦闘テクニックに対して、常にきちんと合理的な説明がされる。その上に漫画的にエンタメに昇華しており、作品の面白さが倍増しているのだと思う

 

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見開きがかっこよすぎる

「シノビノ」忍術を使うシーンや印象的なシーンで強い見開きが入り、素晴らしい画とスピード感ある物語でグイグイ引き込まれる

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(出典:シノビノ)

「シノビノ」はアニメ化すれば、紙では出ない疾走感も出て更に面白そう、漫画は漫画の面白さがあるけど、動いて喋る強いジジイが見たいな

 

「シノビノ」を紹介しました。

最後までご覧いただきありがとうございます。『シノビノ』を紹介しました。最強で最高で最高齢のジジイが黒船に潜入したり、坂本龍馬と戦ったりっていう好きな人は大好きな漫画だと思います。6巻で完結していて、読みやすいので興味がある方は是非呼んでみて下さい。