「助っ人」外国人が主人公の野球漫画。あらすじ/感想・見所について
「モーニング」1991年27号から1994年19号まで連載された「REGGIE」従来の野球漫画とは異なり「助っ人」外国人選手を主人公に据え、日本の名門球団東京ジェントルメン(架空)でのシーズンや日本での生活を描いた作品。
いかにも面白そうなこの漫画の魅力をご紹介していきます。この記事を読めばこの漫画の魅力を十分理解できる内容となっているので、是非最後までご覧ください。
助っ人外国人の苦悩の漫画『REGGIE』のあらすじ
まずは『REGGIE』の設定やあらすじ・概要について紹介していきます。
作品の概要について
- ジャンル 野球漫画
- 原作・GUY JEANS
- 作画・ヒラマツミノル
- 掲載誌 モーニングKC
- 巻数 全12巻
あらすじ…
成績不振でメジャーをクビになったレジー・フォスターは、まだ活躍できることを証明するために、日本球界への移籍の道を選ぶ。かくして日本にやってきたレジーを待っていたのは、彼の知るベースボールとは異質の「野球」だった。戸惑いながらも、元メジャーリーガーとしてのプライドを胸に、常にフルスイングで挑んで行くレジー。
原作はロバート・ホワイティング、日本球界に来る外国人選手事情がやたら詳しく描かれていますが、原作は「菊とバット」「和をもって日本となす」で有名なロバート･ホワイティング氏
『REGGIE』の見所3選（ネタバレ含む）
ギャグ・ドラマと三拍子そろった熱血プロ野球漫画。実は異文化交流というテーマが根底にあったりする作品です、ここでは「REGGIE」のおすすめの見所を厳選してご紹介します。
日本プロ野球にやってきた助っ人外国人
「REGGIE」は前述した通りメジャーの大ベテラン選手がチームを解雇され、再起するために、助っ人外人として日本で活躍する道を選んだレジーが「ベースボール」と「ヤキュー」の違いに戸惑いながらも、対応し、メジャーの選手にも劣らない個性豊かなニッポンジンたちと戦っていく物語です。
「助っ人で日本に来たメジャーリーガーが日本野球や文化と摩擦をおこしながらも活躍する」異文化交流を下地に、配球とか関係なく全力の投球を渾身の力で、太い描線で打ち返す。痛快な熱血野球漫画としても面白く、最初は大活躍していたもののその後勝負されなくなり、無理に打ちに行こうとして打撃フォームを崩したりと実際の外国人選手にも当てはまる描写があったりと見所満載。
主人公レジー・フォスター
- 東京ジェントルメン所属。
- ポジションは右翼手。左打ち。
- MLBで4番を務めるも、成績不振などを理由に解雇される。
- 現役続行を望むがメジャーで契約する球団は現れず、唯一オファーのあった日本のプロ野球チーム・東京ジェントルメンに助っ人として入団。
- フルスイングが特徴で、場外ホームラン推定飛距離190mという超特大ホームランを放ったこともある。
主人公のモデルはメジャーで314本塁打をかっ飛ばした後、巨人に入団したレジー・スミス。
最大のライバル球団が広島バーバリアンズ
野球漫画ではわりとライバル球団として描かれることの多い広島であるが、やはり「REGGIE」に出てくる「広島バーバリアンズ」が最強かつ最恐、ファンはみんなパンチパーマ、エースは狂人、ベテラン投手は若頭、監督は大親分という任侠集団でございます。
ちなみに主人公の所属する球団は東京の某紳士球団「東京ジェントルメン」なお千葉の某球団も『千葉マリナーズ』という名で登場する。
この仁義なき戦いのモデルにしたような球団がシーズン途中に短期契約でサイヤング賞投手を呼ぶも乱調に陥りマウンド上で監督に蹴りを入れられたりと脇を固めるキャラが個性豊か過ぎる。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。『REGGIE』を紹介しました。興味があれば読んでみて下さい。 野球が好きなら問題なく楽しめると思います。
