この記事では「短編、全1巻完結漫画」を幅広いジャンルに渡って紹介しています。
紹介する作品は、おすすめの作品ばかりです。 まだ未読の作品があればチェックしてみて下さい。僕の感想と一緒に楽しんでもらえれば幸いです。
『FLIP-FLAP』
意中の女の子のためにピンボールにのめり込んで行く男のお話。ラブコメ物かと思わせて、メインはピンボール。主人公がのめり込んでいくほど、物語も加速していく。
どれだけ他からは無駄に思える行為でも、真っ只中に立つ人間にとっては尊く価値のあるもの。面白く。熱くなれる物語。ラブコメの要素もありつつ、スポ根的なバトルマンガ的な熱量がある作品。
とよ田先生のラブロマに続く作品なので、読み切り掲載後連載に至り小気味よくまとめられた一作
(出典:『FLIP-FLAP』)
- とよ田先生作品の入り口にも最適
- 直球にひたむきに真っ直ぐで情熱的な青春ラブコメ
『ギガントマキア』
ベルセルクの作者「三浦建太郎」先生の1巻完結作品
1億年後の超未来で展開するのは、ストロングスタイルなプロレス&大巨人ファイト、男塾や北斗の拳、ザ・松田みたいな豪快に偏差値低めな熱血物語。
人族と亜人族が憎しみあい、神話の巨人が存在する1億年後の変わり果てた世界設定に、超画力にモノを言わせて描いた『巨人VS巨人』のバトルシーンはめちゃくちゃ熱い
憎悪を振り回すガッツとは対照的に、相手の憎しみを全身で受け止め、許すキャラクターで、ベルセルクとは対比的な作品。
(出典:『ギガントマキア』)
- 1巻完結
- ベルセルクの連載を止めて描いた重厚なSFファンタジー
- 荒れ果てた地と進化した異形の動植物、亜人種
『人間仮免中』
統合失調症をかかえる卯月さんの体験エッセイ漫画。
統合失調症で歩道橋から飛び降り、顔面崩壊と片眼を失明する大怪我を負ってからの日々、統合失調症の大変さ、精神疾患を抱えているという事、それを支える人たちのと、不変の愛を注いでくる家族と25歳年上の恋人の姿。
「自分を支えてくれる周囲に感謝する」というテーマのはずだがそんなヌルさはどこにもない、漫画史に残る壮絶な作品&人生
顔面と脳内の苦痛に耐えつつ3年かけてこれを描いた。作者の壮絶な半生を描いたノンフィクションエッセイ漫画。
時に落書きみたいな、ヘロヘロ絵でさらりと怖い事が描いてあるので、精神が安定してる時に読むべき。
「万人向けではないが」とか「人には勧められないが」とか言いながらかなり広い層の人が読んでいる。スルーしていい作品ではない
(出典:『人間仮免中』)
- 壮絶すぎて感動を通り越して驚愕。
- そんじょそこらの壮絶人生と一線を画す壮絶さ
『ひきだしにテラリウム』
「ダンジョン飯」の九井先生のショートショート短編集
1ページ目の破壊力が甚大で、冒頭でグンと引き寄せられて唐突に不時着して終える連続コンボ。
絵は落ち着いた筆致で画力高く、話ごとに画風も表現も内容もガラリと変わるのはまるで魔法のよう。オチの付け方がなんとも、毒がなく肩透かし感があって爽快。
九井諒子さんが好きな方なら、必ず楽しめること間違いなし…というかこれを読めば作者の作品が読みたくなるはず
(出典:『ひきだしにテラリウム』)
- 33篇も短編が一冊に入っている。
- SFから昔話まで、発想の多彩さに溺れる
『外天楼』
一巻完結でこれだけ完成度高い漫画はない
エロ本を巡った少年たちの奮闘するギャグ、馬鹿馬鹿しさと気軽さの短編かと思ったら、後半はそれすらぜんぶ伏線になって予想もしないラストに向かってく、ネタバレを一切見ずに読んでほしい。
ミステリーとしてのツボを全て押さえた上で、予想を超えるオチを用意するという面白いミステリーに必要が全て詰まっている作品。
(出典:『外天楼』)
- 前1巻
- 中学生のエロ本の買い方の話から、想像できないラスト
- 短編かと思って読んでいると最後に全てが繋がってくる
『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』
作者の実体験を元にした、吃音(どもり)に苦しむ女子高生のお話。
人が当たり前にできると思っている能力を持たない主人公が、それを受け入れ一歩を踏み出すまでの物語。
作者の実体験を元にしてるだけあって、冒頭の自己紹介のところとか特に、心理描写、表情、周りの目・視線がリアルに描かれてる
読むのが辛くなるような描写を重ね、言葉は上手く言えないけれど、それでも思いの丈を叫ぶ描写は王道的な感動がある。
(出典:『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』)
- 1巻で完結する物語は清々しい読後感。
- 原作者の実体験をもとに描かれた。リアリティのある吃音描写
『邪眼は月輪に飛ぶ』
最凶のフクロウと、主人公である老人が昔仕留め損ねたフクロウの化け物を殺すという単純で分かりやすい内容!
東京を死の街に変えた、見つめた生物を例外無く殺す『邪眼』を持つフクロウを仕留める為に、米軍特殊部隊とマタギと巫女さんが挑む
1巻完結本で最強… 1巻に収まる短編ながらスッゲーテンションで描かれてる、痛快すぎる娯楽漫画
(出典:『月光条例』)
- 全1巻
- 藤田和日郎は短編も強いという代表漫画
『黒博物館スプリンガルド』
1巻完結で起承転結全て詰め込んである作品
残酷な殺人鬼『バネ足ジャック事件』という、実在の人物や実際の事件といった史実を織り交ぜつつ、メカやアクションを描いたダーク・ファンタジー作品
ロンドン市警の警官を棍棒持ちと呼んだり、実在の人物をチョイ役で出すなど、細かいところでリアリティを感じさ、当時の歴史背景や風俗を挟みつつ、丁寧に描いている。
(出典:『黒博物館スプリンガルド』)
- 『うしおととら』の藤田和日郎が描く謎と恐怖の大活劇
- パッション溢れるファンタジー
『四丁目の夕日』
大学受験を控えた主人公・たけしの転落人生
人間堕ちるところまで堕ちるシナリオを用意されたら、本当にどこまでも転落していくことが出来るのか?、そんな一人の人間の弱さを、描いている作品。
キャッチコピーは「人間、どう不幸になったってここまで不幸になれるものじゃない」最凶の欝漫画
読んだ事を後悔するレベル。気持ちが一気にドン底になる。有り触れた不幸物語なら有り触れているが、この漫画の人間模様の描写が容赦無さすぎて凄まじい…
(出典:『四丁目の夕日』)
- 史上最凶の鬱漫画だった…
- 主人公が思い付く限りの不幸を一心に受ける
『神様がうそをつく』
シングルマザーの少年と、家庭に問題のある少女、二人が共有することになったある秘密を描く一夏の物語。
小学生らしさや、小さい頃は見えていた世界を綺麗に描き出しており、濃縮された理不尽の中で、真っ直ぐなキャラ達に感動する
色々な葛藤を抱えた11歳、途中重い話になるけど、微かに希望が見えるラストへ向かう。少年少女の恋、家族、無力感、様々なテーマが1冊で綺麗にまとまっている作品。
(出典:『神様がうそをつく』)
- 全1巻
- ラストの捉え方で人によって読後感が全く変わる
- タイトルの伏線を回収する演出
『転生したらヤムチャだった件』
転落事故の高校生がヤムチャに転生する物語
転生した主人公は、ドラゴンボールのあらすじを知っているので、本編と違うルートを目指そうとするが…という趣旨のコメディ漫画
小ネタが散りばめられてて原作愛と作品への敬意を感じる、ドラゴンボールで育った人なら絶対笑える。素敵なスピンオフ作品
やれサイヤ人だナメック星人だって、やたら凄いのに囲まれちゃってるだけで、地球人の中では強いよな…ヤムチャ…
(出典:『転生したらヤムチャだった件』)
- ドラゴンボール愛がスゴく伝わる作品
- どんどん強くなっていくヤムチャに圧巻
『天人唐草』
「女とはお淑やかで一歩引いた存在であるべき」という父親に厳格に清く正しく控え目に育てられ、完全に主体性のない大人になった主人公。
父親の死後、ふしだらで下品な女を愛人にしていた事を知り、性格、人格・・・全てが少しずつねじれてゆき、最終的に発狂し狂気に至る話で、強烈な印象が残る。
抑圧的な父のもとで自我の形成に失敗し、救われなかった女性の辿る末路を描いているけど、女の子の夢に寄り添うはずの少女漫画でこの物語をやってしまうのが、作者の凄さ。
(出典:『天人唐草』)
- 1巻完結
- 山岸凉子作品地区優の窒息しそうなほど不気味な親
- 環境の失敗による破滅の例、反面教師として読んでもらいたい
『SAND LAND』
『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』の生みの親、鳥山明の作品。
砂漠を舞台に人間のじいさんと、悪魔の王子ベルゼブブが水を求めて冒険する物語。
この作品には鳥山先生の魅力も実力も全てが詰まっており、モンスター達が本当に魅力的で、ドラゴンボールと同等以上の面白さがる。
全てアシスタントなしで描いたそうで、鳥山明自身もお気に入りの一冊だそうだ。
(出典:『SAND LAND』)
- コンセプトは「じいさんと戦車が書きたかった」
- 冒険と笑いがあって一巻完結
『ちーちゃんはちょっと足りない』
母子家庭で団地住まいの、いつも何かを欲してる中学生の女の子が「欲しがるばかりで成長出来ない」物語。
子供時代の貧困と貧富の差による隔たりとか、劣等感、グループ意識、発達障害知的障害を思わす描写とか、盗難とか犯した罪とか、ただただ心臓がきりきりするような辛さに襲われる心情描写が、小中学校が人生で一番キツイ地獄だということを思い出されて辛くなる。
鬱耐性がある人も、これ以上ないくらいの不快感が残る作品かもしれない。誰でも思春期の頃経験したような小さなトゲで余計に刺さる
(出典:『ちーちゃんはちょっと足りない』)
- 全1巻
- 独特な言葉選びによって描かれる、思春期の少女の心情描写
『死にたいボクと生きるキミ』
医療技術が発達し、生後すぐに「死亡予定日」が告知され、人々はその予定日の前後一週間の差異無く寿命を迎えている…
誰もが自分の寿命を知る時代。そんな人々の”最後の10日”を切り取った、少し笑えて、結構泣けるシリアスコメディ。
死に際にそれぞれのドラマを展開、それぞれのキャラがどう感じ、どう生きるのか描かれていく、基本的には、ギャグタッチで笑えるが、テーマがテーマだからめちゃくちゃ考えさせられる
(出典:『死にたいボクと生きるキミ』)
- 全1巻完結
- 基本はゆるいギャグ短編なのにじわり涙腺が緩む
『伊藤潤二の猫日記よんむー』
ホラー漫画家伊藤潤二さんの実話エッセイ
『犬派だったホラー漫画家は如何にして猫信徒になったのか。』
恐怖と笑いは紙一重。持てるホラー漫画技術を徹底的に「悪用」した、恐怖と猫萌えとギャグの融合、ホラー絵なのにギャグというギャップに吹く
迫力のある絵でほんわかした日常が真剣に描かれていて、猫と馴染みのない作者が、どんどん猫にハマっていく姿が微笑ましい。
(出典:『伊藤潤二の猫日記よんむー』)
- ホラー漫画界の巨匠のエッセイ
- ホラータッチの絵でコメディが入り交じった作品
- ネコあるあるなネタ満載でほのぼの
『東京発異世界行き』
「ヒナまつり」の作者が送る短編集。
橋の上から飛び降りる女子高生、眺める社員。
ダメ男の隣に住んでることでできた女子高生同士の縁。
人が持っている食料を食べると、その人物が何を食べたかがわかる能力を持つ男と、気になった些細なことを追求し続ける女のコンビが殺人事件の捜査に挑む話など
9編の短編。
短編の一つは、異世界トリップし、魔法使いになり、転生して神童として崇められ、若くして大魔法使いになり、再び異世界から帰還する、という盛込み具合。
共通しているのは、配慮が裏目に出たり、思惑が食い違ったりするのをギャグに落とし込む。作為的、あざといボケキャラがいなく、全員ただ少し倫理がズレているたけで大真面目なのが相乗で笑える。
(出典:『東京発異世界行き』)
- ゆるーい不思議な雰囲気の作品集、ギャグ漫画好きにオススメ。
- 一風変わったギャグセンと緻密な背景が見所
『ドントクライ、ガール』
大馬鹿な両親のせいで「高校生の生娘なのに、裸族の社会人男性の家に居候する羽目になった」ありえない設定が大前提にある。
笑うしかない。下ネタ大量なのに、キャラの根本がピュアのためか全くいやらしさがない。男の性的倒錯っぷりにツッコミを入れる主人公、妄想漫才のような二人の掛け合いが面白い
(出典:『ドントクライ、ガール』)
- 下品な下ネタがそこかしこに散りばめられている
- スタイリッシュでテンポのいい展開
『うどんの女』
学食のうどんコーナーで働く35歳バツイチ女と、21歳草食男子のラブコメ。
淡々と二人の距離感、それぞれの頭の中の妄想が描かれてじわじわと恋愛が進む、という凄いナイスな設定。
ふとした事から始まる、繊細な人間関係が描かれていて、お互いに気になるけど踏み出せない、そんな微妙な関係、頭の中の妄想が妙にリアルでクスッとくる。
(出典:『うどんの女』)
- なんだかよくわからないシュールな作品。
- 互の妄想合戦が笑い止まらん。
『SMUGGLER』
「日給5万円」という条件に惹かれ、危険な運び屋の仕事に就いた青年が、殺し屋の処分した人間を運ぶ「運び屋」 になり、覚悟一つで成長していくお話。『闇金ウシジマくん』作者眞鍋章介のデビュー作
真鍋昌平さんのルーツを探るという点で、価値がある漫画、後にウシジマくんで発揮されている作者の魅力となっている作品
(出典:『SMUGGLER』)
- 全1巻
- 作者は闇金ウシジマくんの真鍋昌平
- チャイナマフィアの背骨と内臓というネーミング
『酔うと化け物になる父がつらい』
父親がアルコール依存症の女性のノンフィクション。
アル中の父と、宗教を信仰する母、3つ下の妹。母が自殺し、幼少時代から父と向き合い、飲み過ぎて早くに病に倒れた父を殴りながら介護して看取った後まで描かれている。
父親の飲酒によって、瞬時にその場を壊される悲しさ、それでも捨てられないツラさ、「親がアルコール依存症」ということが子供たちの人生をどれほど苦しめ、心を削っているのか、この本を読むまでわからなかった、とても勉強になりました。
本書の中で一番切なく悲しいのは、父が亡くなった後に、それでも父親を許すことが出来ない。と考えてしまう娘(作者)の気持ちが書かれている部分だった…
(出典:『酔うと化け物になる父がつらい』)
- 口から出るのは「もう飲まないでね」の言葉
- 「思い出の父はいつも酔っている」
『アイリウム』
24時間分の記憶が全くなくなってしまう薬「アイリウム」をめぐる物語、多量にアイリウムを飲んだ女性と結婚する話など、薬にまつわる短編が7編
記憶を巡る様々な立場の人間ドラマにはテーマ性も宿っており、辛いことも、悲しいことも、なかった事にできる。
それと同時に幸せな日々も無くなる。中々考えさせる作品である。
(出典:『アイリウム』)
- 1巻完結
- 1錠で24時間の記憶が無くなる薬。テーマが面白い
『ヘウレーカ』
古代シチリアを舞台に、アルキメデスの戦争兵器とその生末を描く、紀元前のイタリア半島を舞台とした物語。
ポエニ戦争に伴ってローマが、シラクサを攻略しようとしたが「アルキメデスの超防衛兵器」に苦しんだ…という伝説が元。少し兵器の詳細は盛りつつ、やはり面白い作品、アルキメデスの巨大兵器の凄さ、ハンニバルの頭脳は鳥肌モノ
王道を組み込んだ歴史ロマン作品の中では一番安定しててオススメ。
(出典:『ヘウレーカ』)
- 作者は寄生獣の岩明均
- アルキメデスの巨大兵器には中々ロマンがあって興奮
- 歴史の智識が無い鯖でも楽しめるので良い作品
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『マッチョグルメ』
マッチョがチートデイにメシを食う姿とその物語。
ボディビルダーの大男が、日々のストイックな生活から解放されて好きな物を食べる「チードデイ」を楽しむ筋肉グルメ飯テロ漫画
ボディービルについて知らなくても面白く読めるし、何より食べ物や表情の描写がヨダレが勝手に出てきちゃうくらい上手い
ボディビルに詳しい訳でも無いし、料理に詳しい訳でもない作者が描く虚無漫画
(出典:『マッチョグルメ』)
- マッチョグルメ筋肉を歓喜に打ち震わせるグルメ漫画
- キレと迫力のある筋肉描写!
『春風のスネグラチカ』
極寒の1933年ソビエトが舞台の、沙村広明が描く戦慄の歴史ロマン。「とある名家にまつわる喪失と奪還の物語」
車椅子の少女と、謎の病を持つ従順な従者。
帝政崩壊後の閉ざされた国で、大人の都合で、振り回された少年と少女が、スターリン時代のソ連に舞い戻って自分の人生を取り戻す話
2人が、ある目的のために周囲を狂わせる、謎が物語全体をギュッと引きしめてるし歴史要素もロマン満点。スリリングな物語で、絵も緻密で壮大。単巻で終わるしこれは面白い
(出典:『春風のスネグラチカ』)
- 車椅子のヒロインと彼女に使える隻眼の執事
- 圧倒的な世界観と絵の力
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もし、このエントリーを読んで少しでも紹介した作品に興味を持っていただけたら、これ以上嬉しい事はありません。
もし他におすすめの漫画があれば、是非コメント下さい!
本記事は随時更新中なので、また面白い作品があったら追加します。お楽しみに!